ロングテールキーワードSEOで検索アクセス増加!ツールと選定方法も紹介!
以前もお伝えした”ロングテールSEO”という考え方に基づいたキーワード選定の方法は、ブログやサイトへの集客やアフィリエイトを行っていく上で、絶対に欠かせないものと言えます。
Googleのマッド・カッツ氏が提唱するカタマリ理論(katamari philosophy)というものがあります。この理論は、今後のSEO戦略において重要な”考え方”と言われており、まず「狭く深く」を追求し、徐々にその範囲を広げていくというものです。このカタマリ理論こそ、ロングテールSEOのベースになる理論となります。
Googleの理念に沿ったコンテンツ作りこそSEO上で最も効果的だということは、Webマーケティングの業界では常識ですし、アフィリエイトで売上を上げたいと考えているあなたにも、意識してもらいたいところです。
それでは、具体的にどんな方法を駆使して、ロングテールキーワード(複合キーワード、ニッチキーワード、スモールキーワード)を選定していけばいいのか?
今回は、SEO対策で有効なロングテールキーワードの選定方法について、詳しく紹介していきます!
目次
関連キーワードとサジェストが、サブキーワードのヒントに
特定キーワードを検索窓に入力することで検索結果ページで表示される、”関連キーワード”と”サジェストキーワード”。「検索クエリとキーワードの違い」の記事でも簡単にお伝えしたように、関連キーワードとサジェストキーワードは、検索意図を反映した重要なヒントとなるものです。
関連キーワードとサジェストキーワードは、ほとんど手間をかけずに調べることが可能です。あなたが上位表示を狙っているキーワードを検索エンジンの検索窓に入力するだけで調べることができます。
関連キーワードとサジェストキーワードが表示される箇所は以下の通りです。
関連キーワードとサジェストキーワードの表示箇所
関連キーワード
検索窓にキーワードを入力した後に表示される、検索結果ページの最下部に表示。
サジェストキーワード
検索窓にキーワードを入力した瞬間に、検索窓直下に表示される。
上記の方法で表示された関連キーワードとサジェストキーワードを、サブキーワードとして盛り込みましょう。そうすることで、SEO上で効果的な、ユーザーニーズの高いロングテールキーワードが出来上がります。
ロングテールキーワード選定で役立つ無料のツール&サイト3選
ロングテールキーワードで使えるキーワードや検索クエリを見つけるために、無料で使えるツールやサイトも活用していきましょう。こちらでは、私がコンテンツ企画やキーワード選定で実際に活用している3つのツール&サイトをご紹介します!
無料ツール
GoodKeyword
「Goodkeyword」は、GoogleとBing上で特定キーワードを検索する場合に、そのサジェストキーワードと関連キーワードを一覧表示してくれる、非常に便利な無料ツールです。SEO担当者でも愛用している方の多い、信頼度の高いツールなので、ぜひ使ってみてください!
共起語検索ツール
https://neoinspire.net/cooccur/
「共起語検索ツール」で抽出される共起語も、サブキーワードとして盛り込むことで、検索エンジンで上位表示されやすいロングテールキーワードを作成することができます。共起語は特定キーワードの結びつきが強い(と認識されている)ワードなので、キーワードを補強する役割を担ってくれます。
また、余談ではありますが、ロングテールキーワードの選定だけでなく、コンテンツ作成そのものにおいても、共起語は重要な要素です(こちらで詳しく解説しています→「SEOに効果がある共起語を使ったコンテンツ作成方法」)。
もし、これからコンテンツSEOを取り入れていきたいと考えている方は、コンテンツ作成の度に共起語もリサーチして、キーワードやコンテンツ内容に盛り込むという習慣を身に着けていただければと思います。
無料サイト
Yahoo知恵袋&教えて!goo
Yahoo知恵袋:https://chiebukuro.yahoo.co.jp
教えて!goo:https://oshiete.goo.ne.jp/
「Yahoo知恵袋」と「教えて!goo」は、それぞれ検索エンジンサービス最大手の、Yahoo!JapanとGoogleが運営に携わっていて、あなたもきっとご存知でしょう。
これら2つのサイトは、ユーザーの悩みや疑問、ニーズが集結している掲示板です。したがって、検索ユーザーの生の声によるキーワード選定に役立つ膨大な情報が掲載されています。既存のサブキーワードを見つけたり、潜在的なニーズを反映するキーワードを発見したりできるツールとしても有用です。ぜひ活用してみてください!
ユーザーニーズをイメージする
あなたがその検索キーワードで誰にアプローチしたいのか?そのターゲットやペルソナの設定ができているはずです。そのターゲット(ペルソナ)がどのようなニーズを持っているのか、それを明確にイメージできれば、自ずとロングテールキーワードも浮かび上がってくるでしょう。
例えば、ターゲットを「FXでスキマ時間に利益を出したい、30代のサラリーマン男性」と仮定します。このターゲットとなるユーザーがどのようなことに悩んでいて、なにを知りたいのかを”イメージ”してみましょう。
「FXで稼ぎたい」というニーズがある上で、「いくら稼ぎたいのか?」「どんな手法、スタイルで稼ぎたいのか」「トレードしたい時間帯はいつなのか?」「一気に大きく稼ぎたい?orコツコツ利益を積み重ねていきたい?」などなど、多様なニーズが隠されているはずです。
ターゲット:スイングトレードでチャートに張り付かずに大きく稼ぎたい
キーワード:「FX 時短 トレード」「FX スイング コツ」など
ターゲット:FXで空き時間にお小遣いをコツコツ稼ぎたい初心者トレーダー
キーワード:「FX 副業 簡単」「FX 初心者 月10万円」など
上記はパッと思いついたレベルですが、ターゲット・ペルソナとして想定している人の悩みを明確にすることで、サブキーワードの案を次々と出すことができます。ユーザーニーズを的確に捉えることは、検索意図に沿ったコンテンツ作成においても必要不可欠なので、ぜひ一度、ユーザーニーズに向き合ってみてください。
常にユーザー視点でコンテンツを設計しましょう
今回は、ロングテールキーワードでコンテンツを上位表示するための、サブキーワードの探し方を中心にお話してきました。キーワード選定をせずにコンテンツを作るというのは、ゴールのないマラソンのようなものです。ロングテールキーワードを洗い出しておくことで、記事タイトルのSEO上での最適化を図れるだけでなく、コンテンツを作成する際の道すじとしても機能してくれます。
ちょっとしたひと手間はかかってしまうかもしれませんが、数分で完了する作業も多いですし、近年では無料で高性能なツールも公開されています。有効性の高いツールは、あなたのアフィリエイト活動をより効率化してくれるので、ぜひどんどん使ってみてください。
ただ、忘れないでいただきたいのが、Googleに評価されやすく、コンバージョン(成約)にも繋がりやすいのは、あくまでもユーザビリティ(ユーザー満足度)の高いコンテンツだという原則です。
どれだけ有能なツールが手元にあっても、膨大な量のキーワード選定を行ったとしても、あなたに「ユーザーニーズに応える」という強い意識がなければ、結局は厚みのない内容のコンテンツが完成することになります(これはGoogleが最も嫌うところです)。
あなたのサイトを長期的に発展させていき、1人でも多くの悩めるターゲットユーザーを救っていくために、今回ご紹介した「ロングテールキーワードの選定方法」を活用してくださいね!
それでは、本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。