被リンクのSEO効果とは?ブログの評価を高めてアクセスアップ&検索結果1位へ!

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SEO暗黒時代に突入しどうすれば順位が上がるのかもわからないまま、細かな対策をしていくのは本当に意味があると思いますか?
「優れたコンテンツを作っていればGoogleは評価してくれる。」
Googleの評価基準がブラックボックスになったことから、世間はこのようなイメージを持っていますが、それは半分正解で半分間違いです。というのも検索結果1~10位のサイトはどれも優れたコンテンツを用意しており、私たちから見えるところでそれほど差はないからです。ではどこで順位に差がついているのかというと、「どれほどのユーザーとサイトから支持をされているのか」ここで勝負が決まっています。
“どれほどのユーザー"
これについては簡単です。そのサイトへのアクセスですね。
“サイトからの支持"
こちらが今回のテーマであり、その答えでもありますが、その正体は「被リンク」です。
注釈
ここでの被リンクとは外部のサイトから
自分のサイトに向けてリンクをしてもらうことをいいます。
SEOで検索順位を上げる際に、この「被リンク」の数と質が間違いなく関係してきます。
今回は「被リンク」だけで検索順位1位まで上り詰めた超有名サイトを参考に、
「被リンク」がもたらす絶大な効果をお伝えしたいと思います。
- 1.そもそもGoogleの評価基準って?
- 2.被リンクだけで1位を獲得した超有名サイト
- 3.あなたのサイトも被リンクで順位が上がる可能性があります
- 4.まとめ・実践
- ◇本日のまとめ
1 Googleの評価基準
1-1 そもそもGoogleの評価基準って?
被リンクって今は意味ないんじゃないの?と思う方もいるかもしれませんが、これについてはGoogleのアンドレ・リパセフ氏とあるSEOジャーナリストとの会話でコンテンツと被リンクが最も重要な評価基準であることを明らかにしています。
「Google Q&A @March 2016」から引用
引用元:https://youtu.be/l8VnZCcl9J4
もちろんこれは高品質なコンテンツと良質な被リンクを用意するのが前提です。
この2つが評価基準のほとんどを占めることから、数あるSEO対策の中でもこれらを攻略することが、検索時の上位表示への最短距離といえるでしょう。
1-2 なぜコンテンツと被リンクなのか
コンテンツに関してはイメージしてみればすぐわかるはずです。あなたが何かを調べようと検索した時に、求める答えが表示されない検索エンジンだったらどうでしょう。
すぐにその検索エンジンを使うのをやめたくなりますよね?
Googleは多くのユーザーに検索されてこそ成り立つサービスなので、低品質なコンテンツを検索結果に表示したくありません。そのためコンテンツが重要な評価基準になるのは納得ですね。
それではもう一つの評価基準である「被リンク」ですが、簡単に言ってしまえば、無数にあるWebページをGoogleが順位付けをするために必要なものです。誰かがリンクを貼る際にはそのサイトが「良い、役に立つ、他の人にも見てほしい」という感情からその作業をしますよね。ということはそのサイトへのリンクの数は、「そのサイトの支持の数」と捉えることができます。リンクが多い=多くのユーザーから支持を受けている=検索結果に表示する必要なものとしてGoogleはそのページを評価しているんですね。
高品質なコンテンツとして認めるのは民主主義と同じで、それをGoogleやサイトの運営者が決めるのでなく、「多くの人が必要としている」というサイトこそが高品質である証拠で、これにより精度の高いGoogleの検索システムが成り立っているんです。
2.被リンクだけで1位を獲得した超有名サイト
2-1 意外なワードで検索1位に
被リンクの重要性についてここまでお伝えしましたが、その被リンクだけで検索結果1位を記録したサイトがあります。
「出口」と検索した時にあなたはどんなサイトが出ると思いますか?
Wikipediaのような辞書コンテンツや、知恵袋のような質問サイトでしょうか?
実際に検索してみると以下のような結果が返ってきます。
なんと1位はYahoo!Japanのトップページが表示されました。
2位は予想通り辞書サイトで、3位には出口という地名のバス停の案内だったのです。
2-2 コンテンツがなくても被リンクだけで上回る結果に
もちろんYahoo!Japanには「出口」というコンテンツは存在しないので、Yahoo!Japanの被リンクの効果が、2位、3位のサイトのコンテンツを上回った結果といえます。
実はYahoo!Japanには「出口」、や「退出する」というテキストで、桁外れの数のリンクが貼られています。お気づきの方もいるかもしれませんが、その大量のリンクの正体は未成年者を入場させないための、出会い系サイトやアダルトサイトにあるクッションページからの流入なんですね。Yahoo!Japanが意図したわけではありませんが、このトップページが多くの人から必要とされ、大量の被リンクを受けたことで、結果として検索順位が1位になってしまったということになります。
2-3 しかし現在はその評価も変わってきている(2017年6月30日現在)
以前は「出口」と同じくらい使われた「退出する」というワードでも1位だったYahoo!Japanですが、現在は新しい勢力によりそのランキングも下がっています。
おなじみのSNS、「LINE」のトークからユーザーが抜けたときに表示される「退出しました」という表現の意味を調べるために、 検索しているユーザーが増えており、その検索の悩みを解決するようにGoogleの検索ランキングも変わっています。
このように被リンクとコンテンツは大きな力を持っていて、時にはどちらかだけで大きな順位上昇もあり得る、というのがおわかりいただけたでしょうか。
もし今後「出口」というワードが絡んだ新しい検索需要がでてきたら、その順位の変動も大いにありえるでしょう。ちなみにYahoo!Japanは「出口」というワードで表示されたいわけではないはずなので、恐らく対策はしないでしょう…笑
3.あなたのサイトも被リンクで上がる可能性が
あなたのサイトの検索順位が伸び悩んでいて、被リンクを受けていないのならば、それを改善することによって、大きく順位が上がる可能性があります。
3-1 Yahoo!Japanほどの数は必要ない
現状、サイトにコンテンツがしっかりと存在するのなら、Yahoo!Japanほどの被リンクを用意する必要は全くないです。先ほども記載しましたが、Yahoo!Japanのトップページには「出口」に対応したコンテンツは0です。検索に対応したコンテンツがあれば、被リンクの数だけで勝負する必要は全くありません。
3-2 偽りの被リンクはもちろんNG
ここまで被リンクの重要性をお伝えしましたが、「被リンクで順位を上げるためだけのサイト」からリンクを送っても全く意味はありません。Googleはリンクを送っているページも評価しているので、そこが作為的なサイトであればペナルティを受ける可能性もあるからです。なので被リンクを受けるために自分でサイトを量産する、という手法は完全にNGなので絶対にやめてくださいね。
あくまでそのサイトが必要とされた結果、自然な形でリンクを貼られることが前提なので、Googleとユーザーを欺くような行為だけはやめましょう。
4.まとめ・実践編
それではあなたのサイトで被リンクを自然に獲得するにはどういった方法があるのでしょうか。世間には業者が良質なリンクを送りますよ、というような広告もよく見ますが、実際どうなっているかもわからないですし、ペナルティをくらうのだけは避けたいので私はあまりお勧めしません。
4-1 オリジナリティがあるコンテンツを早く作成する
やはりこれができると一番強いですね。
情報教材ならば公式ページからは得られない情報を誰よりも早く公開したり、他のサイトにはないサービスを提供することで圧倒的な支持を受けることができます。競合サイトなどを分析して、まだ存在しない革新的なコンテンツを実装してみましょう。
4-2 SNSやメールマガジンなどで拡散される仕組みを作る
SNSやメールからの直接の流入は、SEOの評価基準には含まれていませんが、多くのユーザーの目に入ることであなたのサイトが広く認知され、リンクを貼ってもらえる可能性が大きく上がります。そのためサイト内に、簡単にSNSで共有できるボタンやリンクフリーである旨をアピールして、拡散してもらいやすい環境を整えましょう。
4-3 古い情報をアップデートする
意外と見落としがちなコンテンツのアップデートです。ユーザーとしては最新かつ情報量が多く含まれているコンテンツを見たいに決まっていますよね。Webの情報は1度公開されてからそのままになっているコンテンツがたくさんあります。紹介するコンテンツの最新情報を日々更新することで、自然と情報量をトップに保てますので、これにより被リンクを受ける可能性が大きく高まります。
被リンクを自然な形で増やすにはスピードも重要
上記のような被リンク対策をするには、有益な情報をいち早く提供する必要があります。
すでに他のサイトにあるコンテンツと同じものを作っても、それはただのコピーコンテンツになってしまいますので、それを避けるためにも自分がオリジナルのコンテンツ、または他よりも情報量が多いものを誰よりも先に実装するべきです。
そしてそのためには最新情報を受け取るスピードも重要になってきますので、アフィリエイター向けメルマガやSNSに登録して情報源を多く確保しましょう 。
すでに検索から得られる情報というのは、周りのサイト運営者も知っている情報でもあるため、どうしても最初の一歩が遅れがちになってしまいます。
普段なら煩わしくて読み飛ばしてしまうようなメルマガにこそ、ユーザーが検索で求めている情報がたくさん詰まっているので、ぜひチェックして出遅れないように準備をしておくことが重要です。
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