3つのONEで成約率UP!コピーライティングの3つの基礎【初心者向け】
突然ですが、あなたがアフィリエイトを行う目的は何ですか?
多くの方は「お金を稼ぎたい」という思いを込めて、アフィリエイトを行っているはずです。もちろん、人によって異なるかもしれませんが、本業としてされている方、副業としてされている方、そのどちらもほとんど同じ目的だと思います。
「少しでも成約率を上げて、もっと稼げるようになりたい」
今回ご紹介するのは、この願いを達成するために欠かせない、コピーライティングに関するとても重要なお話です。
「ジャンルに囚われず、色んなものを紹介しているのに結果が出ない」
「記事の情報量には自信があるのに、成約率が上がらない」
「内容がよくわからないと言われてしまう」
特に、こんな悩みを持っている方は必見ですよ!
どんなに素晴らしいモノであっても、見た目だけでは、その魅力を伝えることはできません。
なかでも情報商材なんかは、そもそも「形」が存在していないから、なおさら難しいと感じるかもしれませんね。
だからこそ、言葉によって情報を伝えることが大事であり、これは記事やブログだけでなく、動画であっても同様です!
「いかに魅力的な言葉(コピー)を書けるか」
それが、読者さんの興味を引き、成約へとつながる鍵だと言えます。
では、どうすれば、ささるコピーライティングが書けるようになるのか。
意外かもしれませんが、実は、たった3つのテクニックに集約されているんです。
あなたは「3つのONE」をご存知ですか?
この「3つのONE」を取り入れることが、成約率を上げる”ささるコピーライティング”を書く近道なんです!
あまり聞き馴染みのない方も多いかもしれない、この「3つのONE」とは一体どんなものなのか。
これから詳しく説明していきますので、ぜひ最後まで目を離さずご覧くださいね^^
目次
3つのONEとは
まずは、成約率につながる「3つのONE」について、ご説明しましょう。
- One Market(ワンマーケット)
- One Message(ワンメッセージ)
- One Outcome(ワンアウトカム)
これは「マーケット・メッセージ・出口」をひとつに絞ることで、しっかりとメッセージが伝わり、売上のアップが狙える方法のことなんですね。
この「3つのONE」のコツさえ掴めば、メール、ブログ、記事、SNSなどなど、多くのものに活用することができます。
それほど使い勝手がいいテクニックなので、習得してしまえば、どんなジャンルのモノでも成約につなげることができるでしょう!
そんな「3つのONE」とは、一体どんな内容なのか。
ここからは、具体的にどんなものなのか、順番に説明していきます。
One Market(ワンマーケット)とは
One Market(ワンマーケット)とは、ずばり”マーケットを一つに絞ること”を意味します。
マーケットを一つに絞るとは「どういう悩みを抱える人を相手にするか」ということに繋がるんですね。いわゆるターゲットについてになります^^
例えば、教育関係のサイトを運営していて、自宅学習教材の記事を書いたとしましょう。
毎年100人の東大合格者を出す学習塾が監修した、第一志望にあっさり受かる自宅学習キットのお知らせです!
現在、スポーツのプロ化が進み、いままでレジャーだと思われていたようなものまで、プロ化し若くして成功を収めるスポーツ選手が増えています。
そういった選手は常に学習への努力を惜しまなかったことで成功したため、学習をすることは今後の人生にとって重要なことです。
この内容だと、勉強の話なのか、スポーツの話なのかよくわかりませんよね……。
想定している読み手は「学生」に向けているのか「親」に向けているのか、それとも「スポーツ選手」に向けているのか。ワンマーケット(ターゲット)があいまいで、伝わる情報の質も落ちてしまっています。
そのため、大事なことはターゲットを1つのジャンルに絞ることです。
そしてこれは、記事でもサイトそのものでも同じことが言えます。
「多くの人に見てもらいたい」と、「旅行」「投資」「グルメ」など、手広く情報を扱っていると、「なんのサイトかわからない」という印象を与えてしまう、もしくは、各ジャンルの専門サイトに情報の質や量で負けてしまうかもしれません……。
もし、投資の専門サイトやブログを運営しているのなら、”投資ならなんでも”ではなく、「株」「FX」「不動産」と、どれかひとつのジャンルに絞ってみましょう!
そうすることで、興味を持っている人に、きちんと適切に情報を伝えることが可能になるんです。
One Message(ワンメッセージ)とは
One Message(ワンメッセージ)は”伝えたいメッセージを一つに絞る”ことです。
例えば、FXを始めたい人に対して、「時間がなくてもスキャルピングなら大丈夫」「スイングトレードなら大きく稼げます」「EAなら自動でトレードしてくれますよ!」「本格的に学べばプロにもなれます」と、一度にいろんな情報を与えても、結局なにから始めればいいのかわかりません。
情報の価値は、受け取る人によって変わってきますので、例えば、このように伝えてみるとどうでしょうか。
- 時間のない人にはスキャルピング
- 時間に余裕のある人には本格学習
- 大きく稼ぎたい人にはスイングトレード
- 楽をしたい人にはEA
このように、メッセージを別々に分けることで、読者さんのニーズに合った情報を届けやすくなります。
多くの情報を提供することは決して悪いことではありませんが、1つの記事内に足していくのではなく、カテゴリーを分けたほうが情報の整理もカンタンですよね。
例えば、時間のないサラリーマンの人向けに書いたスキャルピングの記事で、多くの成約を上げたとしましょう。
ということは、あなたのサイトを見る人は「時間がないけどFXですぐに利益を出したい」という方が多いと考えられますよね^^
もしここに「スイングトレードなら一度に大きく稼げる」「本格的に学んでプロになろう」といった情報が入っていたら、あなた自身も”どの情報がささったのか”わからないと思います。
メッセージを一つに絞ることで、あなたのサイトの読者さんが「どんな人」なのかを知ることもできるので、より質の高い、成約につながる内容を届けられるようになるでしょう。
One Outcome(ワンアウトカム)とは
One Outcome(ワンアウトカム)は”出口を一つに絞る”ことです。
ここでいう「出口」とは登録のためのリンクや、アフィリエイトをしている教材のリンクのことを指します。
この「出口」であるリンクの近くに、余計な選択肢を置かない、これがとても重要なことなんです。
それでは、具体的にイメージしてみましょう。
あなたの記事を読んで、教材に興味を持ち、購入してもいいと感じている人がいたとして、その人が教材のリンクのところまで来たとします。そこに、下記のリンクが並んでいたらどうでしょうか?
- 教材のリンク
- Facebookのシェアボタン
- Twitterのリツイートボタン
- Instagramのボタン
- 教材を作った会社のHPのリンク
どのリンクが自分にとって押すべきものか、パッと見てわかりにくいですし、本来の目的以外の選択肢があると、購入しようと思っていた気が散ってしまうことも多いんです。
もしかしたら、FacebookやTwitterなどに飛んで、そのままフォローしている人の投稿を読み続けて、あなたのサイトのことなど忘れてしまうかもしれません……。
これでは、成約率も上がりづらいですよね。
アフィリエイトのゴールは”行動してもらう”こと。
つまり、あなたの記事に掲載した教材のリンクから購入してもらうのが目的のはず。
それ以外の外部サイトを用意することは、サイトを訪れたユーザーに余計な行動を取らせてしまうことにつながります。
例えば、もしも教材を作った会社の情報などを伝えておきたいなら、HPへのリンクを掲載するよりも、記事内で取り上げておくことをオススメします。
クリックさせたいリンク以外の余計な情報をなくすことが、成約率のアップにつながっていくんですね。
実際に「3つのONE」を使うとどんなコピーになるのか
「3つのONE」がどんな内容なのかをお伝えしてきましたが、ここからは、実際に取り入れるとどんなコピーに仕上がるのかを実践してみましょう^^
例として挙げるテーマは「学習塾の1日体験入塾(無料)」で、登録リンクへの誘導が目標です。
扱う塾は「毎年、東大・難関大学・開成・灘への合格者を輩出」「勉強だけでなく体育などスポーツの教育も受けられて、そちらも質が高い」という特長があることにします。
それでは実際に「3つのONE」を当てはめてみましょう。
まず、学習塾の記事を書くわけですから「勉強」や「受験」に興味がある人が、One Market(ワンマーケット)になりますよね。
ただ、このままだと情報を伝えたい相手が「大人」なのか「子供」なのか決まっていません。
普通に考えると、決定権は「大人」にあると思われるので、今回は「子供の中学受験を成功させたい親」にワンマーケットを絞りましょう。
次はOne Message(ワンメッセージ)をなにに絞るかですね。
ワンマーケットは「子供の中学受験を成功させたい親」ですから、「中学受験」に関係のないことは省いていきます。
例えば、受験に関係がない”質の高いスポーツ教育”はいりませんね。
そして、大学は受験の対象ではないので”東大”と”難関大学”も省いていいかもしれません。
そうすると、難関の中高一貫校として有名な”開成と灘”が残りますよね。
つまり、あなたは「子供の中学受験を成功させたい親」に対して「毎年、開成中学、灘中学に合格者を輩出するほど質の高い教育を受けられます」とだけ、アピールすればいいことになります^^
これなら読者のニーズに合った情報を届けられていると思いませんか。
もし、ワンマーケットが「大学受験」なら開成や灘ではなく東大になるし、「文武両道」がワンマーケットなら質の高いスポーツ教育も入れるべきです。
ここまでできれば、あとは教材のリンク周辺に余計な外部リンクを入れずに、一貫した内容を書き上げればいいだけですね。
まとめ
今回は成約率を上げるための「3つのONE」を紹介しました。
「マーケット・メッセージ・出口」を一つに絞ることで、狙いも定まり、質の高い記事をいくつも書き上げることができるでしょう。
コピーライティングのスキルが上がれば、成約までの導線を一本道でわかりやすく提示することができますし、マーケティングの世界でも、結果を出しているLP(ランディングページ)などは、必ずといっていいほど、3つのONEを取り入れています^^
記事の書き方をもっと詳しく知りたい!という方は、読みやすい記事を書くための「AIDMAの法則」というものがあるので、こちらもぜひ参考にしてみてください。
「3つのONE」と「AIDMAの法則」を組み合わせると、さらに成約率をアップできるはずです。
アフィリエイトで成功したいという方は、手広く記事を展開しすぎず、しっかりと狙いを持った「3つのONE」で成約率を着実に上げていきましょうね。