Zの法則とは?効果と活用法を紹介!ブログの滞在率に大きく影響します。

ライティングコピーライティング, デザイン, 集客率UP

あなたは普段ブログを更新している時に、こんな悩みを持った経験はありませんか?

「ブログに訪問してくれる人は多いんだけど、クリック数が伸び悩んでいる」
「良いブログ記事が書けたと思ったのに、あんまり成約率が上がらない」

その悩み、もしかしたら【読者さんの心理】を理解できていないのが原因かも……。

「だけど、読み手を意識したライティングはしているつもりだよ?」

と言いたい方も多いでしょう。

これまでもお伝えしてきたような心に刺さるブログ記事の書き方3ステップ「コミュニケーション」を意識したブログ記事の書き方とは?などの記事を参考に、ライティングスキルに磨きをかけてきた方もいると思います。

しかし!
あなたのブログ記事の成約率やクリック数を伸ばすためには、さらに意識すべき重要なポイントがあるんです!

それが、今回お伝えする「Zの法則」と呼ばれるものです。

”人間の目線の動き”を捉えた「Zの法則」を意識しながら、サイトの構造を見直したり、記事の作成に取り組んだりすることで、あなたのブログサイトが大きく進化するかもしれませんよ。

効果的に読者さんの気を引くためのブログサイトを作って、アフィリエイトの成果につなげるためにも、ここでお伝えする「読者さんの心理」をぜひ習得していきましょう!

「Zの法則」

今回取り上げていく「Zの法則」とは、どういったものでしょうか?

これは”人間の目線の動き”に着目した法則です。
人は雑誌やコンビニの棚などを見る時、無意識に目線が【左上→右上→左下→右下】と、アルファベットの『Z』のように動くといわれています。

「言われてみれば自分も……」
と、あなたにも「Zの法則」に思い当たる部分があるのではないでしょうか?

このように目線が動く時、注目度は【左上】が一番高く、続いて右や下へと目線が動くにつれて注目度は下がっていきます。

そして、視線は最終的に【右下】に落ち着くため、上部だけでなく、右下も重要な箇所となりますね。

試しに、スーパーの大特価セールのチラシなどを見てみてください。
左上に「クリスマスセール」や「ウィンターセール」などのセールタイトルや、目玉商品などが記載され、右下にはクーポンや次回予告などが載っていることが多いと思いませんか?

このように、「Zの法則」を取り入れた構造は、世の中のいたるところで目にすることができます!

もちろん、「Zの法則」は紙媒体や棚の配置だけではありません。
WEBサイトですと『Yahoo! JAPAN』のトップページが「Zの法則」を踏まえてデザインされているといわれています。

ここで、実際のWEBサイトを確認してみることにしましょう。

Zの法則の説明画像

上の画像は、無意識に人が視線を動かすとされる「Zの法則」を、矢印で表現したものになります。

道順としては、

矢印1:利用率を高めたいトラベルやヤフオクなどの自社サービス
矢印2:注目させたいニュースや、特集コラムなど
矢印3:利用頻度の高いメールや、天気予報、運行情報など

といった順で視線が動いていきます。

たとえば、ヤフーメールを活用したいと思った人も、いきなり該当箇所に注目するわけではなく、無意識のうちに、いろいろなところにも目が向いているのです。

「そういえば欲しいものがあったな、ヤフオクに出ていないかな?」
「あれ、このニュースの見出しは何だろう?」
「メールの上にある広告、最近よく見るな、クリックしてみようかな」

メールチェックのためにページを開いたとしても、これだけのクリックの機会があると思ったら、「Zの法則」はあなどれない存在だといえますよね……!

『Yahoo! JAPAN』のようにコンテンツが充実しているサイトでは、「Zの法則」を使ってサイトの構造をつくり上げることによって、効果的にさまざまなコンテンツに注目させることができます^^

「Zの法則」の活用方法

「つまり、Zの法則を意識してバナーを置けば良いってこと?」

もちろん、読者さんの視線が集まるところに、誘導したいリンクを設置したり、バナーを配置したりするのは効果的だといえます。
しかし、この「Zの法則」の実力は、それだけではないのです……!

実はライティングについても、この「Zの法則」を取り入れることによって、戦略的に読者さんへのアプローチができます。

たとえば、流し読みをしてもなんとなく内容が入ってくる文章は、こうした人間心理をうまく捉えた構造になっていることが多いんです。
ひとつ例文を用意してみました。

ひさしぶりの休みを有効活用したくて旅行にでかけてみた。
できれば現地で評判のお店で食事をしたいと思ったので、
さっそく検索をしてヒットしたお店にでかけてみることにした。

何気ない日常を切り取った文章ですが、いかがでしょうか。
この文章をさっそく、人の目線を意識して書き換えてみましょう!

「旅行がしたい!」と思い立って、久しぶりの休みに外出してみた。
旅先では、ぜひ現地の美味しいお店で食事をしたいと思って、
グルメサイトを参考に、評判の定食屋に足を運んでみることにした。

ここで僕が意識したのは「旅行」「外出」「旅先」などの、旅行に出たことを伝えるキーワード。そして「美味しい」「グルメ」「定食屋」といった食事に関係するキーワード。これらを随所に書き加えたことです。

また、「Zの法則」で重要な左上に「旅行」がきている点にご注目ください!

その後も「Zの法則」に従って左側に「旅先」「グルメサイト」をあえて配置することで、文章を流し読みをしたとしても
「この人は旅行先でごはんを食べに行ったんだな」
ということがなんとなく、伝わるはずですよね。

例文はささいな日常を伝えるものでしたが、このように伝えたい情報を「Zの法則」にしたがって配置することによって、ブログ記事が伝えたいことをパッと見ても届けることができます。
それによって、あなたが推したい商品の魅力も、よりスムーズに感じ取ってもらえるようになるのです!

そして、あなたのブログ記事を読んで内容に興味を持った読者さんの目線を、「Zの法則」の終着点である右下のバナーに集中させたら、成約率やクリック数は今よりずっと上がるでしょう^^

ぜひ、今回お伝えしている「Zの法則」をあなたのブログサイト全体に有効活用してみてください!

おわりに

【読者さんの心理を理解した記事】の実力、感じてもらえましたか?
「Zの法則」を使うことで、効果的にその内容や魅力を読者さんに伝えることができます。

「良いブログ記事が書けているはずなのに、成約数が伸びない!」

そんな悩みを一度でも持った方は、ぜひ今日から「Zの法則」を意識してみてください。

さらに実は、【人の目線】に注目した法則がもうひとつあります……!

こちらはまた後日、ご紹介できればと思いますので、それまで楽しみにしていてくださいね^^

それでは最後まで読んでいただきありがとうございました!