読者に「伝わる」文章が書ける!ライティングの極意、公開。

ライティングコピーライティング, ブログの書き方, 成約率UP

アフィリエイト記事やレビューブログを書く上で、意識しなければならない「3つのNOT」については、以前の記事でもご紹介しました。いわゆる「読まない、信用しない、行動しない」というものでしたが、これは読者さんの抵抗心理を表したものです。

一方、今回の記事で取り上げてみたいのは、アフィリエイト記事を読む「読者さん」側ではなく、書き手である「アフィリエイターさん」側が特にニガテとしている大きなNOTについてです。

それはずばり、「伝えられない」という問題なんですね。

・長文過ぎて、結局何が言いたいのかよくわからなくなってしまう
・短文過ぎて、内容のまとまったイメージができない
・文章の最初と最後で、主語と述語が混同している

といった、読者さんに伝わりにくい文章の書き方をして最後まで読み進めてもらえないと、せっかく時間を割いて書いたアフィリエイト記事がもったいないですよね。

そこで今回は、確実に読者さんへ内容を伝えるための、ライティングの極意についてご紹介します。

極意といっても本当にシンプルなので、「え!そんなカンタンなことで!?」と拍子抜けしてしまうかもしれませんが、人に伝わる文章を書く上でこれは本当に役立ちます。極意を意識してライティングをする場合と、そうでない場合とでは、あなたのアフィリエイト記事やレビューブログの「伝わりやすさ」に劇的な差が出てくるはずです!

どんなに長ーーい文章でも、確実に伝わるようになります

世の中にはたくさんのライティングテクニックや書き方のコツが存在していますが、特にアフィリエイト記事やレビューブログで気をつけたいのは「内容の分かりやすさ」ですよね。

アフィリエイターさんがなぜその商品を紹介するのか、どのような商品なのか、どんなメリットやベネフィットがあるのか。成約率を高めていくには、これらが読者さんへしっかりと伝わるような分かりやすさが必要になってきます。

そこでよく紹介されているのは、こんなライティングテクニック。

・だらだらと長文を続けずに、出来るだけ短く区切る
・漢字で書くべき単語も、ひらがなで書く
・この、その、などの「指示語」は使わない

確かに上に挙げたようなテクニックには効果がありますし、実践しているアフィリエイターさんも多いと思うんです。

ただ、これらのテクニックを律儀に守ろうとすると自由なライティングの妨げにもなりますし、むしろ読者さんにとって内容が伝わりにくい文章になってしまうこともあるんです。

それに、あなたが紹介する商品のジャンルや属性によっては、どうしても内容をシンプルにまとめられないこともありますよね・・・^^;

例えば、FXのことを何一つ知らない読者さんにFX教材のおススメをする場合、まず為替の基礎知識や証拠金、レバレッジといった話をしなければならないわけで、こうした内容を「シンプルに分かりやすく」書こうとすると、どうしても文章が長くなってしまったり、簡潔にまとめられなかったりします。

だからと言って、そこで文章を細かく区切ってしまったり、いちいち専門用語の説明をはさんだりしていると、前後の脈絡が余計に分からなくなるので、説得力に欠ける文章になってしまうんですね。

そこで、今回ご紹介する極意が役に立ちます!この極意を意識すると、文章に自然と以下のような変化が表れるはず。

・だらだらした長文であっても、読者さんへきちんと内容が伝わるようになる!
・漢字の多い難しい内容でも、文章全体の読みやすさがアップして説得力のある記事になる!
・ついつい使いがちな「指示語」が多くても、すらすらと理解してもらえる!

要するに、今あなたが実践しているアフィリエイト記事やレビューブログの書き方を変える必要はなく、そこにちょこっと極意をプラスするだけで、驚くほど読者さんに「伝わりやすい」文章が出来上がるんです!

それでは早速、具体的な内容をご紹介していきますね。

極意「主語と述語を最短距離にする」

まずは以下の文章を読んでみてください。

そのブログ記事は、
「私の人生はこの素晴らしいFXロジックを身に付けたことで大きく変わりましたし、
 今では毎日数十万円もの利益を片手間で面白いくらいに上げられるようになったんです」
という文章で締めくくられていました。

どうでしょうか。日本語としては特に問題ないのですが、とても長くて読みづらいですし、いまいち内容も頭に入って来ないですよね。それでは次に、こちらの文章を読んでみてください。

「素晴らしいこのFXロジックを身に付けたことで大きく私の人生は変わりましたし、
 今では片手間で面白いくらいに毎日数十万円もの利益を上げられるようになったんです」
という文章で、そのブログ記事は締めくくられていました。

いかがでしょうか。全く同じ内容の文章ですし、相変わらず長い一文ではありますが、先ほどよりも明らかに内容が伝わりやすくなっていることに気付けたのではないでしょうか。

実はこれは、文章中の「主語と述語を最短距離にした」からなんです。

日本語の文法構造はSOV型なので、本来なら主語が最初に来て、述語は最後になります。
※SOV型とは、主語 (Subject) – 目的語 (Object) – 動詞 (Verb)の語順をとる言語の略称

私は(S)アフィリエイトでの高額報酬を(O)狙っています。(V)

短めの文章ならこのままでもよいのですが、長い文章になると(O)の部分がどんどん延びてくるので、最終的に「私は」から「狙っています。」までの距離がかなり遠くなってしまいます。

そしてこの距離感こそが、文章の「伝わりにくさ」を生んでいる原因なんです。そこで、主語と述語を最短距離にしてみますね。

アフィリエイトでの高額報酬を(O)私は(S)狙っています。(V)

このOSV型へ語句を並び替えてみると、一般的な日本語の語感からはやや不自然に思われるかもしれませんが、結局は「誰が」「どうした」のかという文章の核心部分が読者さんに伝わりやすくなります。

これなら(O)の部分がどんなに長くなったとしても、最終的に伝えたい主語と述語が隣同士でしっかりと結び付いているので、文章そのものの主旨が散らかることはありません。

いわゆる「きれいな日本語」ではないかもしれませんが、「伝える日本語」にはなるので、商品の良さを分かってもらうアフィリエイト記事やレビューブログの趣旨にはピッタリと言えるわけです。

ただ念のため補足すると、「最短距離」であるというのがポイントで、これは決して「隣同士」にしなさいということではありません。

実際に文章を書く際には形容詞や修飾語も使いますし、それらとの適切な語順を無視してまで「隣同士」にしてしまうと、さすがに不自然な文章になってしまうかもしれないからです。

最初に読んでもらった長い文章の例文では、あえてガチガチに極意を守ってみたのですが、実際には文章の流れに違和感のない範囲で意識すれば大丈夫です。

☆極意に縛られすぎず、バランスよくまとめたパターン☆
「この素晴らしいFXロジックを身に付けたことで私の人生は大きく変わりましたし、
 今では片手間で毎日数十万円もの利益を面白いくらいに上げられるようになったんです」
という文章で、そのブログ記事は締めくくられていました。

このように、読んでみて不自然さを感じないようなバランスに落とし込むことができれば、内容の分かりやすさと日本語としての美しさが両立して、読者さんからも一目置かれるアフィリエイト記事になるでしょう。

その上でコピーライティングやマーケティングの手法を取り入れていけば、すぐにでも読まれる・買われる・好かれるという三拍子が揃った素敵な「稼げるアフィリエイトブログ」へと育っていくはずです!

まとめ

今回お届けした内容は本当にシンプルなコツなので、こんなことで文章が伝わりやすくなるのかと疑問に思ってしまったかもしれませんね。

ただ、読者さんに商品の良さを分かってもらい、購入に進んでもらうのがアフィリエイトブログの役割なので、「伝える」ためのテクニックは思っている以上に重要なポイントになります。

商品のメリットを上手に伝えることができれば成約率も上がっていくでしょうし、デメリットがある場合もそれをしっかりと伝えておくことで、成約後の無用なトラブルを回避することができるんです。

ちなみにこの「主語と述語を最短距離にする」という極意は、インターネット上ではめったに紹介されていない秘蔵のテクニックなんです!
そのためうまく使いこなすことができれば、あなたは日本中の他のアフィリエイターさんよりも「伝え方」において一歩先へ進んだことになります。

これからアフィリエイトで高額報酬を稼ぎ出し、夢の不労所得生活を実現していくためにも、身に付けておいて絶対に損はない書き方のテクニックなので、ぜひあなたのアフィリエイト記事やレビューブログのライティングにも活用くださいね^^

それでは本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。