【例文あり】QUESTの法則とは?売れるコピーライティングの定番といえばコレ!

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【例文あり】QUESTの法則とは?売れるコピーライティングの定番といえばコレ!

アフィリエイトブログは、あなたが紹介する商品を購入してもらうことが最大の目的。

しかし、いざ文章作成に取り掛かると、

「なかなか成約に繋がる文章が書けない」
「毎回最初の一行の書き出しに時間がかかる」

といった経験をしたことはありませんか?

ブログ記事やメルマガを書くときに、クオリティの高い内容を書こうと意気込むと、なかなか上手くいかないものですよね。

もし、あなたが今そうした悩みを抱えているのだとしたら、それは単に文章の構成パターンを知らないだけかもしれませんよ。

実は、文章の世界には、型に当てはめるだけで人の心を動かし、売上を一気に上げてくれる「QUESTの法則」というものが存在します!

代表的な文章構成の法則ですので、実際に文章を書く際にはあまり意識していないという方もいらっしゃるでしょう。

そこで今回は、QUESTの法則を解説するとともに、実践例も添えながら取り上げていきます!

文章のクオリティを高めるポイントがたくさん詰まっていますので、QUESTの法則をマスターし、ご自身のアフィリエイトで成果を上げてくださいね^^

売れる文章の必勝パターン「QUESTの法則」とは?

売れる文章の必勝パターンのイメージ

QUESTの法則とは「クエスト・フォーミュラ」とも呼ばれるセールスコピーの”型”のことで、世界的に有名なコピーライターのマイケル・フォーティン氏によって提唱されました。

消費者心理の流れに沿って構成が作られているので、読者さんを惹きつけ、購買意欲をかきたてる法則として、多くのコピーに使われています。

また、QUESTというのは、読者さんの心の流れを意識したもので、5要素の頭文字をとったものになります。

それぞれの要素をまとめると以下のとおりです。

Q・・・Qualify(適任とする:ターゲットを絞り込む)

U・・・Understand(理解する:読者さんの悩みや問題を理解して共感する)

E・・・Educate(教育する:悩みや問題の解決方法を読者さんに伝える)

S・・・Stimulate(刺激する:読者さんの購買意欲をかきたてる)

T・・・Transition(変化させる:読者さんをお客さまへと変化させる)

QUESTはどんな時に使えばいいの?

QUESTの法則は、自分の抱えている問題や欲求が、ある程度はっきりとしていて、その問題の解決策(商品・サービス)を探している人に有効な文章モデルです。

そのため、自分の求める情報を探すインターネットとの相性が良く、Webサイトで商材を販売するアフィリエイトのほかにも、ランディングページ(広告のリンク先ページ)のノウハウなどでも効果的。

QUESTの法則を活用することで、初心者の方でも簡単に成約が獲得できるランディングページを作ることも可能なんですね^^

実際にインターネット上のさまざまなサイトを見てみると、このQUESTの法則をベースに組み立てられているものが多く見つかります。

それだけ、効果的で成果を出しやすい法則だと言えますよね。

それでは、ここからは実際に「QUESTの法則」を「Q・U・E・S・T」の順番で、ひとつずつ説明していきます!

Q=Qualify(適任:絞り込む)

Qualifyとは「資格を与える・適任とする」という意味で、ここでは商品やサービスに興味・関心がある人を絞り込み、ターゲットを明確化していきます。

例えば、「現状あなたが抱えている問題をこれから解決できるとしたらどうですか?」といった具合に質問形式で投げかけてみると効果的です。

なぜかというと、質問をすることは、商品を買う可能性のある見込み客が抱えている問題を提示し、その問題意識をより自覚させることに繋がるからです。

そのため、「この商品が自分の悩みを解決してくれるかもしれない」と意識させる質問内容にすることが重要になってきます。

また、抱えている問題や解決する素晴らしさを質問することは、自分の問題に気づいていなかった人に興味を持ってもらうきっかけにもなりますよ。

この時点では、必ずしも買いたいと考えさせる必要はなく、ますは”買いたいかもしれない”程度の興味をもたせることができればいいのです^^

一度興味を持ってもらえば、そのあとに続く記事を一気に読み進めてもらうことも狙えます!

U=Understand(理解:悩みの理解と共感)

Understandとは「共感する・理解する」という意味で、先述した「Qualify:ターゲットの明確化」で読み手を絞り込んだら、その悩みを自分がどれほど理解しているのかを伝えて、読者さんに共感します。

そのため、このパートでは「問題の痛みを強調する」「見込み客と痛みを分かち合う」そして「早く解決したいと思わせる」という役割を持たせることが重要です。

痛みを伝えることは、悩みに気づいていない人や目を背けてしまっている人に対して、しっかりと問題を自覚させることに繋がります。

気が引ける人もいるかもしれませんが、それが結果的に読者さんの悩みを解決し、救うことに繋がりますので、自信を持って書き進めてください^^

そして、読者さんの持つその痛みを、自分はきちんと理解しているという態度を示し、共感を抱いてもらってください。

このUnderstandのステップにより、自然と信頼関係が構築され、あなたの言葉はより読者さんに響くものへと変わっているはずです!

E=Educate(教育:解決策を伝える)

Educateは「教育する・慣らす」という意味で、読者さんが求めていることを汲み取って、あなたが売りたい商品を紹介する段階に入ります。

この段階で最も伝えるべきことは、ライバルとの明確な違いとなる証拠やデータの権威性を示すこと。実際に購入者さんの声やレビューを掲載したり、権威性のある人物の紹介をしたりすると効果的です。

実際にあなたも、商品を購入するときに、商品のレビューを参考にして買う商品を選んだ経験がきっとありますよね。

これは、たくさんの商品がある中で、それらを比較したときでも「これを選ぶ必要がある」と感じてもらうためにとても重要なことなんです。

また、ここでは、商品・サービスの特徴や有用性をしっかりと理解させることで、購入や契約に繋げていく役割も担っています。

このように、様々な角度から買うメリットを積み重ねていくことで、商品の価値をしっかりと理解してもらいやすくなります^^

S=Stimulate(刺激:興奮させる)

Stimulateは「刺激する・興奮させる」という意味で、相手に「買いたい」と思わせることが目的です。

先ほどの「Educate:解決策を伝える」で挙げた商品のメリットを、ベネフィット(商品から得られる良い効果)に変えて強調しましょう。

商品やサービスを手に入れた先の未来を、具体的に頭の中で想像させることで、読者さんの気持ちを盛り上げ、購買意欲をかきたてることに繋がっていきます!

「Qualify:ターゲットの明確化」で問いかけた内容に再び触れて、読者さんの悩みを解決できる未来を想像させると、購入への強い根拠になっていきます。

次の最終段階に入る前に、問題解決へと近づいた感覚にさせることを意識しましょう!

また、期間や人数の限定性、購入特典をつけ、「今買わなければいけない」という緊急性を感じさせることで、購入や契約をしなかった場合の損失を意識させるのもひとつの方法です。

T=Transition(変化:行動させる)

Transitionは「変化させる」という意味で、最終的に申し込みや購入をしてもらうためのひと押しをする、最後の締めのステップです。

読者さんを見込み客から、商品を購入してくれるお客さまへと変化させていきましょう!

ここまで長い文章を呼んできた読者さんのために、簡単に内容をまとめつつ、読者さんが「欲しい!」と思えるポイントをさらに押し出していきましょう。

改めて商品やサービスの魅力を伝えることで、「買うのは当然、買わないとおかしい」くらいに感じさせられれば成功です^^

また、割引率を記載してお得さをアピールしたり、返金保証や限定ボーナスを追加したりすると、成約率が格段にアップするはずですよ!

QUESTの法則の具体例

QUESTの法則の具体例のイメージ

ここからは、実際にQUESTの法則を使った具体例を解説していきたいと思います。

今回は「収入に悩んでいる人」をターゲットに、例文やそれぞれのポイントを紹介しますので、実際にあなたが売りたい商品やサービスに置き換えながら考えてみてくださいね。

Q=Qualify(適任:絞り込む)

「あなたはいま、なかなか給料が上がらなくて悩んでいませんか?」
 

point:
まずは、”現在の収入に満足していない人”に向けた情報であることを伝えます。

読者さんに語りかけるように質問することで、「まさに自分のための内容だ」といったように興味を引くきっかけにしてください。

また、文章に一貫したストーリー性があるとより読者さんを惹き込む文章になります。

U=Understand(理解:悩みの理解と共感)

「給料のほとんどが日々の生活費や家賃で消えてしまう、手元に残った給料ではやりたいことができない…と我慢続きの生活は苦しいですよね」
 

point:
読者さんが抱えている悩みの具体例を示しながら、しっかりと問題に対して意識を向けさせましょう。

そして自分も共感することで、「悩んでいるのはひとりじゃない」と感じさせ、読者さんとの信頼関係を築いていきます。

E=Educate(教育:解決策を伝える)

「業界売上トップクラス!この投資教材なら生活のスキマ時間で月収10万円も可能になり、給料プラスαの収入を確保できます」
 

point:
実際の実績やデータ、お客様の声などを用いて、商品やサービスの特徴や有用性をアピールします。

具体的な数字など、詳細かつライバルにはない特徴や有用性を挙げることで、読者さんが商品を買うメリットを積み重ねていきましょう。

S=Stimulate(刺激:興奮させる)

「給料とは別に毎月10万円以上の収入を確保できれば、今まで我慢していたことを好きなだけできるようになりますよね」
 

point:
ベネフィットを示し、商品やサービスを手に入れた先の未来を想像させることで、読者さんの購買意欲を刺激しましょう。

また、「Qualify」で問いかけた質問が解決するような内容になると、よりターゲットに響きやすくなります。

T=Transition(変化:行動させる)

「本日限り30%オフ価格の◯円!こちらからお申し込みください」
 

point:
商品やサービスの申し込み方法を丁寧に案内し、読者さんにとって欲しい行動を伝えることが大切。

購入方法がわからないと購入を諦めてしまうので、簡潔に案内しましょう。

また最後のひと押しとして、お得感や限定性もあわせて示すと効果的です。

以上が、QUESTの法則の具体例になります。

商品の特徴によって訴求する内容は変わりますが、売れているセールスレターのほとんどがこういった構成で作られています。

改めて見てみると、新たな気付きが得られるかもしれませんよ^^

QUESTの法則のまとめ

QUESTの法則のまとめのイメージ

今回の記事では、売れる文章の必勝パターン【QUESTの法則】についてご紹介しました。

この法則をしっかりと理解し落とし込めていると、伝えたいことを整理して文章が書けるようになるので、これまで時間がかかっていた文章作成もスラスラと進むようになるでしょう^^

また、記事の質も向上するため、読者さんに説得力の印象を与えることができて成約率も大きく上がるはずです!

アフィリエイトを成功させるうえで、説得力のある記事を書くことは避けては通れない道ですので、ぜひ今後の記事作成にQUESTの法則を取り入れてみてくださいね。

ただ注意点として、QUESTの法則に限らずさまざまな文章の”型”は、絶対のルールというわけではなく、そこから発展させたり、組み合わせたりして試行錯誤することも大切です。

ご自身が文章を作成する際の参考としてQUESTの法則を活用していただければと思います^^