ライティングに活かせる話し方(書き方)とは?読者の離脱を防ぐテクニックをご紹介します!

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こんにちは!私事で恐縮ですが、先週の土曜日に、久しぶりに地元の友人たちと集まってご飯を食べに行ったんです^^

その場ではそれぞれの近況など、他愛もない話題で盛り上がってとても楽しかったのですが、友人たちの話を通じて、ライティングに活かせる話し方(書き方)を発見してしまいました!

話し方の中で見つけられたものですから、ライティング以外にも、日常のいろいろなコミュニケーションの場で役に立つことでしょう。

ちょうど先週「確実に相手に内容が伝わる、ライティングの極意」という記事が更新されましたが、今回の記事では、読者さんの興味を途切れさせない文章術についてお話したいと思います。せっかく記事に足を運んでもらっても、途中離脱されてしまってはもったいないですからね><

今回は特にそこに注目した、読者さんの興味が途切れてしまう文章とはどんなものかについてもお話していきますので、比較しながらご覧くださいね。

二人の友人の話

まず、この記事を書くに至ったきっかけですが、それは、私の二人の友人から最近あったエピソードを聞いたことです。

友人Aの話

自宅にみかんの木があるのだが、自分以外の家族はみかんが好きではなく、ご近所さんに配ってもなお余るので、毎年自分一人で1日1個ずつくらい食べている。

ところが今年はみかんの減り方が異常に速い。家族が食べるはずもないし、まさかご近所さんか誰かがこっそり盗み取っている・・・?それとも野鳥のつまみ食いか。

しかし、それにしては皮ひとつ落ちていない・・・。やっぱり泥棒!?

などとモヤモヤしながら過ごしていると、ついに犯行現場を目撃した。器用に木に登ってみかんを食べていたのは、なんと、去年から飼い始めた犬だった・・・!

犬ってみかんを(皮ごと)食べるんですね!というか、食べて大丈夫なんでしょうか^^;
エピソードの感想はともかく、もう一人の話を紹介しますね。

友人Bの話

勤め先で、自分の隣の席には先輩の女性社員が座っている。

その先輩は何か新しいアイテム(文房具、アクセサリー、好きなキャラグッズ等)を手に入れると、机と机の境をはみ出して、自分(友人B)の机側にそれを置き、それに対して何かしらコメントしてもらえるまで決して引っ込めない。

しょうがないので「似合いますね」とか言ってあげても、リアクションは「当然だし。だから買ったの」などという体たらくで****(あまりに口汚いのでお伝えできません;)。

で、その部署で先日、遅めの新年会が行われて大いに盛り上がり、宴もたけなわの中でその日は解散。

次の日の土曜日、朝早くに会社のLINEグループに新着メッセージが。何事かと確認すると、部長から「起きてたかにゃ~?駅まで迎えに来てほちい!」というメッセージが。次々と増える既読数。

数分後、部長から今度は、「送るところを間違えました。失礼しました、、、」というメッセージ。奥様に送るつもりのメッセージを会社グループに送ってしまったらしい・・・

宛先を間違えるにしても、内容・・・(;´∀`)
このあと部長さんがどうなったかは、推して知るべしでしょう;

二人の話の違い

両者のエピソードを読んでみて、いかがでしたか?内容の好みや、感じ方の違いはあるかと思いますが、私は友人Aの話のほうがストンと飲み込めて、より印象に残ったように感じました。

友人Aの話は、終始みかんの行方を中心として、「みかんが減っていく原因は何なんだろう?」と早く結末を知りたいという気持ちが高まって、最後に誰も予想だにしなかった犯人がわかり、おかしさと、予想の斜め上を行く結末を迎えたことで、爆笑と驚愕の渦が巻き起こったんですね。

一方、友人Bの話は、内容としては強烈なんですが、アクの強いお局先輩のエピソードに展開していくと思いきや、急に部長さんの冷や汗エピソードにシフトしてしまって「せ、先輩の話は終わり?」と、内心では思ってしまったでしょう。

実際、さっきの先輩はどうしてたの?というツッコミも起こりました。その場にいた全員が友人Bの先輩の話を期待していたので、部長の話も万全な体制で受け止められず、結果として落としどころのよくわからない話になってしまっていました

一点集中こそ読者さんの心に残るカギ!

二人の話の伝わりやすさを分けたのは、一つのエピソードに焦点を当てて、終始一貫していたかどうかです。要点を一つだけに絞って伝えれば、伝えたいことは一つしかないので、相手が最後までエピソードに集中できるのです。

一方、一つの話の中で複数のエピソードを伝えようとすると、相手も複数のエピソードに意識を分散させようとするので、結果としてどのエピソードもぼやけてしまい、相手の心に刺さらないのです。

ライティングにおいてもそれは同じで、読みやすくてどんどん引き込まれる文章というのは、一つの文章中では一つのことについてしか語られていないはずです。

「数撃ちゃ当たる」戦法は幻想

実践するのは簡単なことのように感じますが、これが案外できないものです。おそらく、一つの記事であれもこれもと伝えたいことを詰め込んでしまう人の心理としては、こうです。

「伝えたいことの中で、どれが読者さんの心に刺さるかわからないけど、2~3個入れておけば、そのうちどれか一つくらいは刺さるだろう。」

これは誰でも陥ってしまいがちなマインドです。ですがお話したように、これではどのエピソードも読者さんの心に響きません。がんばって読者さんのためにいろいろ書いたのに、レスポンス率は低い・・・これではまったくのくたびれ損です。

読者さんに伝えたい事が複数ある時は、欲張らずに伝えたいこと1つにつき1記事を書くように注意しましょう。

こうすることで、記事内容にマッチングした読者さんの心を高確率でつかむことができますし、あっという間に記事数が増えて、それだけアフィリエイトサイト・ブログの内容が充実していくことになります^^

二兎を追う者は一兎をも得られません。1回の狩りで使える弾は一発だけ。その一発に全神経を集中させて、確実に一兎をゲットしていきましょう!(`・ω・´)

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました!

P.S.友人たちがこの記事を読んでいないことを祈ります^^;