共起語を使ったSEO対策!コンテンツマーケティングに必要不可欠です!

SEO対策Google, SEO初心者向け, キーワード対策, マーケティング初心者向け, 集客率UP

「共起語」と呼ばれるキーワードを見つけて、SEO対策ができることはご存じですか?

いつもキーワードを対策してコンテンツを作成しているのに「なかなか検索エンジンの上位に表示されない・・・」と悩んでいるアフィリエイター様には必見の内容で、共起語を使ったコンテンツ作成は、SEO対策では必須レベルの施策です。

特に、SEO対策を意識したライティングをする場合には、共起語をコンテンツ内に盛り込むテクニックは身につけておくべきでしょう。そこで今回は、実際の実例とともに共起語を用いた、SEOに強いコンテンツ作成テクニックについてご紹介していきます。

驚くべきことに、共起語を使ったテクニックで、ページの、セッション数(訪問数)が22.5倍になったという過去事例もあるようです!

共起語を意識したコンテンツ作成方法を知ることで、狙ったキーワードで上位表示できる可能性が高まり、ブログへ自然流入してくるユーザー数が増え、結果的にはブログから発生するアフィリエイト報酬も大幅に増える、というメリットがあります。

今回お伝えする共起語のテクニックは、SEO対策においてもかなり高い効果が期待できますし、さらに、この記事を読んだ直後からすぐに取り入れられるものです。アフィリエイトブログからの売り上げにも直結する内容ですので、ぜひ一緒に学んでいきましょう!

共起語とは

共起語とは「特定のキーワードが文章中に出現した場合、そのキーワードと合わせて使われることの多い単語」のことを指します。
・・・と言われても、少し分かりづらいですよね。

そこで分かりやすい共起語のイメージとしては(厳密に言うと少しニュアンスが違うのですが)連想ゲームが近いものになります。あるキーワードがあって、そこから連想される単語ということです。

たとえば、あなたが「バナナ」というキーワードで検索エンジンの上位表示を狙っている場合、下のようにバナナから連想される単語があるはずです。

キーワード:バナナ

連想する単語(≒共起語):果物、栄養、甘い、おいしい、ダイエット、黄色い、長い、スウィーティオ・・・

といったように、バナナというキーワードから連想される単語が、共起語ということになります。他にも、良くたとえられるものとしては、キーワードが「天皇」であれば共起語は「崩御」「退位」、「FX」であれば「スワップ」「為替」といったように、特定のキーワードを説明するときに、頻繁に文章中に出現する単語が共起語なんです。なんとなく掴めてきたのではないでしょうか?

それでは、なぜ共起語がSEO対策においてかなり重要視されているのか、解説していきます。

共起語がSEO対策で重要視されている理由とは

共起語がSEO対策において重要な理由として、検索順位にも大きく影響する以下の2点があげられます。

・Googleのコンテンツ評価の要因の1つである
・コンテンツの質が高まる

それでは、それぞれの理由を詳しく見ていきましょう!

Googleのコンテンツ評価の要因の1つである

共起語を盛り込んだコンテンツが高いSEO効果を発揮する理由は、Googleのコンテンツ評価の方法に隠されているようです。というのも実は、Googleのクローラー(コンテンツ内の情報を読み取るロボット)がページを巡回してきたとき、「このコンテンツ内のキーワードはどの単語なのか」を判断するために、共起語を参考にしているとされています。

分かりやすい例で言うと、あるコンテンツのキーワードが「かみ」だとした場合、それは「紙」なのか「髪」なのか、はたまた「神」なのか、クローラーは判断できません。クローラーはロボットなので、まだまだ言葉のニュアンスまでを読み取ることはできないんです。

そこでクローラーは、文章中に頻繁に出てくる共起語をヒントに、キーワードを判断するための情報を得るんですね。もし「かみ」と同じ文章中に、「ショート」や「ヘア」、「スタイル」、「シャンプー」などの共起語が出てきたとしたら、クローラーは「なるほど、髪(かみ)のことね」と判断できるんです!

つまり、文章中にキーワードの共起語となる単語を盛り込むことで、クローラーの判断を助けることになり、キーワード情報が適切に検索エンジンに反映される(上位表示されやすくなる)、という仕組みなんです!

コンテンツの質が高まる

共起語を豊富に盛り込むことで、自然と質の高いコンテンツが完成します。そもそも共起語とは、キーワードと関連性の高い単語のことなので、それをコンテンツ内に適切に配置することで、読みやすく内容の濃い文章になるのです。つまり、共起語が豊富に含まれている=ユーザビリティ(読者の満足度)の高いコンテンツと言えます。

SEO対策にちょっとイメージしづらいかと思いますので、例文を見てみましょう。
キーワードは、「FX」と仮定します。

例文1)共起語に乏しい文章
FXとは、お金の取引です。
取引をすると、そこから利益を得られます。
お金を業者に預けて、それを元にお金を稼ぐことができます。
海外ではすでにFXに取り組んでいる人が多く、日本でも注目され始めています。

例文2)共起語が豊富な文章
FXとは、外国の通貨を売買する取引のことで、
正式には「外国為替証拠金取引」という資産運用法です。
FXでは、買い(売り)後に一定時間が経過した後の価格の変動で生まれた差益を得られます。
FX取引では、証拠金をFX業者に預けることで、それをもとに取引を行うことができます。
投資対象の金融商品として、海外では一般的な取引であり、日本でも注目され始めています。
レバレッジという制度を活用し、小額からでも投資活動を始めることができるため、ここ日本でも会社員や初心者の方々に人気が出始めています。

例文1はかなり極端に共起語に乏しいですが、例文2には、FXの共起語である「通貨」「投資」「売買」「レバレッジ」「資産運用」などを盛り込むことで、文章に幅が生まれたり、内容に深みが増したりしていると思いませんか?少なくとも例文1よりは、FXについて学びたいユーザーの役に立つ、質の高い内容になっているはずです。

ユーザビリティの高い(質が高い)コンテンツは、Googleの大好物なので、あなたが文章を作成する際に共起語を意識するだけで、読者さんにもGoogleにも喜ばれるコンテンツが作成できるんですね!

「サイトの価値を上げるユーザーを意識したコンテンツとは」の記事にもありましたが、コンテンツの質はGoogleが評価基準として重要視しているところでもありますし、コンテンツの質を高めるということは、SEO対策としても非常に重要ですので、ぜひ意識してみてください。

共起語を使ったコンテンツ作成方法

SEOのデザイン画

共起語を盛り込むことで、SEO対策において有利なコンテンツを作成できることが、分かっていただけたと思います。そしてここでは具体的に、共起語を意識したSEOに強いコンテンツの作成方法をご説明していきます!

知ってみると意外と簡単ですし、すぐに取り入れられるので、あまり身構えずに学んでいきましょう。

まずは、そのキーワードの共起語を知る

共起語を豊富に含んだコンテンツを作成するためには、当然ながら、共起語を知らなければいけないですよね!ですので、まずは共起語検索ツールを使って、キーワードに付随する共起語を抽出しましょう。

こちらの無料共起語検索ツールを使ってみてください。

 

検索ワード欄に、あなたが上位表示を狙うキーワードを入力してください。しばらく待ったあと、画面の下部に共起語がズラーっと表示されるので、それを記事内に盛り込んみながらコンテンツ作成をしましょう。

タイトルと見出しに共起語を入れる

共起語をタイトルと見出しのなかに、できるかぎり含ませるようにします。共起語と同じく、キーワードもタイトルと見出しに盛り込むようにしてくださいね!(キーワードのタイトルへの盛り込み方は、SEO対策での最適な『キーワード出現率』とはで詳しく解説しています)

たとえ同じ内容のコンテンツだとしても、タイトルと見出しに共起語を盛り込む施策をするだけで、上位表示される確率はかなり上がります。既存コンテンツであれば、数分でできる施策だと思うので、あなたのアフィリエイトブログも調整してみてください。たぶんかなり早い段階で効果を感じていただけると思います。

共起語をキーワードに近い位置に配置する

先ほどもお伝えしたように、共起語とは「コンテンツ内のキーワードはどの単語なのか」というクローラーの判断を助けるためのものでしたよね。ですので、共起語をできるだけキーワードに近い位置に配置することで、クローラーがキーワードを判断しやすくなります。

近年はクローラーの精度がかなり向上してきているものの、やはりまだまだ文脈のニュアンスを読み取れるレベルまでには至っていません。正確にキーワードを認識してもらうために、共起語とキーワードを近づけるように意識して、コンテンツを作成してみてください!

アンカーテキストに共起語を盛り込む

少しだけ高度なテクニックなのですが、アンカーテキスト(リンクされている部分のテキスト:マーケティングチャンネル←この文字のこと)に共起語を盛り込むことで、SEO対策として高い効果が期待できるようです。共起語に内部リンクを張り付けて、アンカーテキストにしたことで、検索順位が42位から2位まで上がった事例があるとのことです。

たとえば、スワップ金利についてという記事内の、オーストラリアドル(豪ドル)という共起語に、オーストラリアドルについて解説したページへの内部リンクをつけ、アンカーテキストにする、というイメージです。

詳しくは、下のページで解説されています。もし、「どうしてもこの記事を上位表示させたい」と思った場合には、とっておきの施策として試してみるのもよいでしょう!

海外SEO情報ブログ
https://www.suzukikenichi.com/blog/using-co-occurring-phrases-as-anchor-text/

キーワードを引き立たせる共起語を盛り込む

本日は、共起語についての説明や、共起語を意識したコンテンツ作成の方法をご紹介しました。先ほどもお伝えしたように、コンテンツ作成の際に共起語を意識的に盛り込むだけで、SEO対策の効果は大きく変わってきます。

もしあなたが、今まで共起語を意識せずにSEO対策を施していたのであれば、これからはほんのひと手間を加えるだけで、あなたにとって

・狙ったキーワードで上位表示できる可能性が高まる
・コンテンツの質が高くなる

というメリットがあります。あなたのアフィリエイトブログが上位表示されることで、たくさんのユーザーが訪れやすくなります。さらに、コンテンツの質が高くなることで、読者さんに信頼感を抱いてもらいやすくなり、結果的には成約率も上がるはずです。

共起語を追加するという、ちょっとした施策をSEO対策に加えるだけで、あなたのアフィリエイト活動も大きく前進するはずなので、ぜひお試しくださいね。