【SEO】ブログを更新しても検索順位に変動がないときの対策

SEO対策

最近はブログタイトルのテクニック被リンクの重要性などSEOのテクニックをお伝えしているので、記事を読んで実践している人も多いかと思います。

以前あった相談で「テクニックを実践して更新したのに全然評価されないんだけど・・・」という内容があったのですが、実はこれ、更新をしたらGoogleに「サイトを更新して良くしたから見に来て!」と伝える必要があるんです。

なので今回は意外と見落としがちな、Googleにサイトの更新した結果を評価してもらうための手順をお伝えしていきます。10分程でできる内容なので、実践していない人はすぐにでも試してくださいね!

まずはSearch Consoleに登録

Search Consoleについては以前の記事、「ブログアフィリエイトで稼ぐために必須な無料分析ツール5選!」にて紹介しましたが、何をするにもブログアフィリエイトをする際には、とにかく絶対に必要なツールです。Google公式のもので完全無料なので、この際にぜひ登録してください。

Search Console?となった方もいると思うので、今回は具体的な登録の手順についても解説していきたいと思います。
 
1.まずはSearch Consoleにアクセスして、Googleのアカウントでログイン

※もしGoogleアナリティクスなどを用意している場合には同じアカウントでログインをしてください
 
  
2.自分のサイトのURLを入力して、横にある赤いボタン「プロパティを追加」をクリック
プロパティを追加をクリック
 
  
3.「別の方法」を選択し、HTMLタグにチェック
別の方法を選択、HTMLタグにチェック
 
   
4.表示されたコードをコピーして自分のサイト内の【headタグ】に埋め込みます。
※この時にまだ下の確認は押さないでください
表示されたコードをコピー
  
  
5.埋め込みをしてサイトの更新が完了したら「確認」をクリック
「所有権が認証されました」と表示されれば登録は完了です。
 

Fetch as Googleで更新の確認をリクエスト

Search Consoleに登録ができたら、この中からFetch as Googleという機能を使用して、GoogleのSEOを評価するロボット、「クローラー」に「サイトを更新したから来てくれ!」と 呼ぶことができます。

なぜこの機能を使う必要があるのかというと、このクローラーは無数にあるWebサイトを常に巡回しているのですが、毎日定期的に自分のサイトに来てくれるわけではありません。そのため更新をしたのにいつまでも検索結果に反映されない、という状況が起こってしまいます。

しかしサイトの管理者からすると、更新した結果は少しでも早く反映されたいですし、期間限定のページなどであればなおさらその重要性は高くなります。そこでこのFetch as Google を使って、クローラーにサイトの更新結果を見てもらう必要がでてくるということです。

具体的な使い方

それでは実際にFetch as Googleの使い方を画像と共に紹介していきたいと思います。

先ほど登録したSearch Consoleのトップ画面に自分のサイトが表示されているので、
そちらをクリックして、左にある「クロール」からFetch as Googleをクリックします。
FetchasGoogleをクリック
 
あとは更新したページのURLを入力して右にある「取得」をクリックするだけ。
取得をクリック
 
たったこれだけで、サイトの更新結果をGoogleのクローラーに伝えることができます。この結果が確認されて反映されるまでには、タイトルの変更など小さい修正なら2、3日で完了することもありますが、サイト全体にわたって大規模な更新をした場合には1ヵ月ほどかかる場合もあります。

期間については、Googleも明言をしておらず、気長に待つ必要があるため、1つのページで頻繁に修正や更新をすることがないように、しっかりと完成を確認してからこの機能を使いましょう。

ちなみに「取得」と「取得してレンダリング」の違いについてですが、クローラーにhtmlだけを読み込んで欲しい場合は「取得」、実際にデータが画面でどのように見えているかを確認する場合は「取得してレンダリング」を選択、と使い分けることができます。

「取得してレンダリング」を選択すると「取得」よりも多少時間がかかりますが、「取得」で行えることは全て行えるので、もし迷ったらこちらを選択しても問題はありません。

結果を確認する

上記の作業を行うとステータス状態が「保留」というマークになります。そしてクローラーが訪れそのページを確認すると、ステータスが以下の3つのように表示されます。

完了:文字通り作業は正常に完了していて、クローラーが更新状態を確認した結果

一部:javascriptやcssなどデータの一部を取得できず、正常に表示できなかった可能性有

リダイレクトされました:入力したURLがリダイレクトされている状態

そしてもしページに不備があった場合には、結果に応じたステータスが表示されます。Googleがその結果と対策を正式に回答していますので、以下のページからその内容を確認して対応することをお勧めします。

 
このように更新したページをクローラーに伝えるだけでなく、不備があった場合にはその内容を発見することもできるのが、このFetch as Googleの使う理由としても上げられます。

様々なSEOの評価基準が世の中には出回っていますが、それを評価するのは結局はGoogleのブラックボックス化されたプログラムなので、サイトのSEO対策としての第一歩は、ネット上の噂に流されず、Googleの公式のツールから知ることができる、確かな情報を元に対応していくことが必須となってくるでしょう。