アフィリエイトの成約率を上げるUSPとは?読者の故買意欲を高める文章の書き方とコツを紹介

アフィリエイトセールスライティング, マーケティング, ライティング初心者向け, 成約率UP

USPを理解してアフィリエイトの成約率向上へ!

自分の記事が読者さんに読まれるようになって、アフィリエイト成約報酬を受け取ったときの喜びといったら、それはもう格別ですよね^^

アフィリエイトにやりがいを感じるタイミングは人によって違うと思いますが、やはり成約したときには「やって良かった!」と感じる方も多いと思います。

しかし、頑張って記事を執筆し、定期的に更新しているのに、思ったほど成約に結びつかないなんてことも、最初のうちはたくさんあるでしょう。

そこで、記事の執筆に慣れてきたら、いよいよ本格的に成約率アップを狙っていきましょう!

そのために有効なのが、今回紹介する”USP”です!

初めてUSPを聞く方は、

「…USP…難しそうな言葉が出てきたぞ…」

なんて、感じてしまうかもしれませんが、USP作りは理解してしまうと意外と簡単で、さらにアフィリエイトへの効果が目に見えて絶大なんです。

このUSPがあるのとないのとでは、成約率に倍以上の差が生まれるといっても過言ではない。そう言い切ってしまえるほど、重要になってくるんですね。

そこで今回の記事では「そもそもUSPってなに?」なんて疑問から、成約率アップを狙える「USPの作り方」まで解説していきます!

ぜひ記事の内容を参考にして、あなたのアフィリエイトにUSPを取り入れてくださいね^^

USPとは

USPについて考えているイメージ

アフィリエイトの成約率に直結する重要な要素でありながら、意外とブログ記事に取り入れられていることが少ない「USP」。

では、そもそもUSPとは何なのか、まずはそこから解説していきますね^^

USPとは「Unique Selling Proposition(ユニーク・セリング・プロポジション)」の頭文字を取ったものです。

なにやら、ややこしい感じがしますが、簡単にお伝えすると、

  • ユニーク(独自)
  • セリング(売り)
  • プロポジション(提案)

つまり、その商品独自の「売り」を言葉にして提案したものになりますね。

これをアフィリエイトに当てはめて考えてみると、「あなたが読者さんに紹介する商品は、他の類似商品と何が違うのか、具体的に提案しましょう」ということになります。

では、実際にUSPが取り入れられているのと、そうでないのとでは、どれだけの違いが出るでしょうか?

ランニングシューズをアフィリエイトすると仮定して、簡単な文章で比較してみましょう^^

まずはUSPなしのバージョンです。

「軽くてクッション性抜群!
足への負担を最小限に抑えるランニングシューズが登場!
全4色の中から、あなたにピッタリの1足を見つけてください!」

次に、USPありにすると以下のようになります。

業界最軽量、足への負担を最小限に抑えるランニングシューズが登場!
オリンピック金メダリスト◯◯着用モデル!
全4色の中から、あなたにピッタリの1足を見つけてください!」

伝えていることはほとんど同じですが、USPありのほうがより魅力的に感じませんか?

このようにアフィリエイトにUSPを取り入れていけば、より訴求力が強くなるわけなんです。

USPを作ることのメリット

では、そんなUSPを作ると、どんないいことがあるのでしょうか。

まずは先ほどの例のように、あなたが紹介する商品を読者さんに魅力的だと感じてもらいやすくなることですね。

あなたは「特徴がない商品」や「どこにでもある商品」に、価値を感じますか?

おそらく価値を感じづらいと思いますし、それだけでは、お金を出してまで購入したいというほど、気持ちが高まることもほとんどないと思います。

でも逆に、「他にはない魅力がある商品」や「見たことや聞いたことがない商品」には、価値があると思いませんか?

試しに以下の2つの文章を読んでみてください。

A:10歳は若く見られる肌へ。
自然由来の成分を5種類配合した化粧水!
若見えの秘訣は、肌の奥まで潤わせることに徹底的にこだわったから!
B:顧客満足度ナンバー1!
肌の奥まで浸透する、業界初となる自然由来の成分◯◯を配合!
「10歳は若く見られる」を叶える化粧水が生まれました。

おそらく、Bの文章のほうが商品により価値があると感じてもらえたのではないでしょうか。

というのも、「他にはない魅力がある商品」や「見たことや聞いたことがない商品」という部分を意識したのがBの文章であり、これがUSPのメリットと言えます。

Aの文章も悪くはありませんが、他の商品と何が違うのかが明確に書かれていませんよね。

でも、あらかじめUSPを作っておくことで、Bの文章のように他にはない独自のメリットを読者さんに感じてもらうことで、必然的に成約に結びつきやすくなるんです!

USPの作り方

USPを作っているイメージ

それでは次に、USPの作り方を実際にご紹介していきます。

こちらは大きく分けて2種類の方法があるので、順番に見ていきましょう^^

類似商品を調べてみる

1つ目の方法は、類似商品を調べてみることです。

「え?なんで別の商品を調べるの?」

「アフィリエイトしたい商品のUSPを作るんじゃないの?」

そんな疑問を感じてしまうかもしれませんが、USPとはその商品だけの独自の売りのこと

これを別の言い方にすると「他の商品にはないオリジナリティ」ということになります。

つまり、自分が紹介する商品だけを見たり調べたりしてもUSPは見つからないので、類似商品と比べてみる必要があるんですね。

したがって、インターネットなどでまずは類似商品を調べ、類似商品にはない独自の魅力的な特徴を見つけることができれば、それがあなたがアフィリエイトする商品のUSPになります^^

イメージしやすくなるように具体例を交えていきますね。

例えば、あなたが”ハンドメイドのトートバッグ”をアフィリエイトするとします!

類似商品をインターネットで調べてみたところ、「収納ポケットが多い・非常に軽い・雨に濡れてもOK!」などの特徴を持った類似のトートバッグがたくさん見つかりました。

しかし、ハンドメイドのものはあまり見つからない…もしそんな状況になったとしたら、「ハンドメイドのトートバックそのものがUSP」と考えることができるでしょう。

なぜなら、USPとはその商品独自の売りのことだからです^^

今回であればハンドメイドのトートバックなので、具体的なUSP例としては以下のようなものが考えられます。

  • 生産数が少なく、他人とデザインが被りにくいので特別感が得られる
  • 手作業の製品は「世界に一つしかない」という希少価値がある
  • 特に革製品であれば、作り手の顔や想いが見られることが多く、バックグラウンドなどを友達にも語れる(オシャレだと思ってもらいやすくなる)

このように、ハンドメイドならではのUSPに絞って記事を執筆し、そのトートバッグを使うと読者さんの生活がどう変化していくのかまで伝えてあげると、これまで以上に成約しやすくなるでしょう!

類似商品を買った人の感想を調べてみる

2つ目の方法は、類似商品を買った人の感想を調べることです。

他の商品では満たせなかった期待を、あなたの紹介する商品がカバーできていれば、そこがUSPになる可能性が高いといえますね。

最も気軽に感想を調べられるのは、ネットの口コミを見てみることだと思います。

良い評価でも悪い評価でも、口コミには「こんな商品が欲しい!」という情報がリアルに載っています。

特に悪い評価をしている口コミには、「◯◯を期待していたのに、実際に買ってみたら思っていたものと全然違った」と、あなたがアフィリエイトする商品のUSPになるポイントが明確に書かれていることも少なくありませんよ。

また、最近だと、Youtubeの商品紹介動画もかなり細かい部分まで商品を解説していることも多いので、口コミと同じく、かなりUSP作りの参考になると思います。

そして、ぜひ動画と一緒に忘れずにチェックしてほしいのがコメント欄です!

その商品に対するリアルな声が寄せられていることがあるので、コメント欄も必ず見てみてくださいね。

ただ、口コミの中には他のアフィリエイターさんが書き込んだものなどもあり、他のアフィリエイターさんの意図的な口コミに引っ張られすぎると、商品の本質が見えづらくなってしまうので、その点には注意しましょう。

とは言え、読者さんが求めていることを、あなたが紹介する商品でカバーできるとしたら、とても強力なUSPになります!

まずは、あなたが紹介しようと思っている商品と似たものを、必ず調べてみてくださいね。

USPを作る上で気をつけたいこと

USPを作る上で気をつけたいことのイメージ

そして、USPを作る上で気をつけたいことがいくつかあります。

ここまでの記事を読んできて、「なるほど、自分の紹介する商品が他とは違うことをアピールすればいいのか!」と、思われたかもしれません。

しかし、他の商品と違うポイントをただアピールするだけでは不十分なんです。

なぜならUSPは、「セリング(売る)」のための提案。

他の商品にはない特徴があったとしても、それが「売れる」かどうかを考えることが大切になってくるんですね。

例えば先ほどのハンドメイドのトートバッグにしても、「他の似たようなバッグよりも、明らかに壊れやすい」ということでは、確かにユニークなポイントではありますが、「売る」ための提案にはなりませんよね。

たとえ、成約につながったとしてもあなたへの印象は最悪…なんてことも。

やはり、見つけ出した商品の独自性をセールスポイントにできるかがカギになります。

そしてこのセールスポイントであるUSPをシンプルに、分かりやすく伝えることができれば、読者さんも「他の商品じゃなくてこれじゃないとダメだ!」と納得し、あなたから商品を買ってくれるでしょう。

そのためには商品のUSPをただ伝えるだけでなく、その商品の「ベネフィット(購入することで得られる変化や未来)」についても一緒に伝えてあげるようにしましょう。

その商品を手に入れると、読者さんにはどんな良い変化があるのか(ベネフィット)、そこまで一貫して伝えてあげられれば、より成約につながりやすくなりますよ^^

ちなみにベネフィットについては、こちらの記事に詳しく書いてありますので、ぜひ一緒にチェックしてくださいね。

まとめ

USPについてのまとめのイメージ

今回は、「そもそもUSPとは?」から始まり、「USPの作り方」についてまでご紹介してきました。

アフィリエイトする商品の明確なUSPを作って、それをしっかり記事で伝えることができれば、成約も必然的に伸びていくはずです。

もしくは、順序が逆になりますが、紹介しようと考えている商品カテゴリーを先に調べ、どの商品をアフィリエイトするか、USPを基準に決めるのもアリだと思います^^

「USPが明確な商品を調べる→その商品をアフィリエイトする」という、記事で紹介したものとは逆の流れでアフィリエイトを進めるイメージです。

どちらにしても、USPを記事で伝えることが成約アップにつながることは間違いないので、ぜひ記事を執筆する前に、必ずUSPを明確にしておいてくださいね。