社会的証明とは?事例とアフィリエイトで稼ぐためのテクニックを解説します!

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社会的証明とは?事例とアフィリエイトで稼ぐためのテクニックを解説します!

この記事では、行動心理学用語の一つ「社会的証明」について、アフィリエイトやマーケティングの世界での成功事例を踏まえて解説していきます。

あなたはアフィリエイトで稼ぐために、日々Webサイトや書籍などから様々なマーケティングの専門的な知識やテクニックなどを学ばれていると思います。

しかし、どんなに知識やテクニックを学んで実践しても、なかなか思うような成約を獲得できず、モヤッとした気持ちを抱えていないでしょうか?

知識やテクニックばかりに目がいくと忘れがちになりますが、アフィリエイトの本質は、”情報を受け取った人の心を動かし行動させること”。

つまり、人を感動させるためには「人間の行動心理を知る」ことが重要なんです。

例えば、ただ「〇〇をやってください」「〇〇しないとダメです」といった感じで、一方的に押し付けていては、ネットで巡り合った顔も名前もしらない人の心を動かすことはできませんよね^^

「どのように促したら行動を起こしてくれるのか」「どんな言葉をかけたら自分のお願いを聞いてくれるのか」こういったことを意識するだけでも、読者さんが気持ちよく購入へと進んでくれるような文章を書けるようになるでしょう。

今回取り上げるのは、人間の行動心理学の1つ「社会的証明」ですが、実はこの「社会的証明」は、テレビCMやランディングページなど、いろいろな場所で使われている、マーケティング戦略で欠かせない考え方の1つでもあるんです。

しかも、この考え方は時代が代わっても通用し続ける普遍的な性質を持っているので、一度覚えてしまえば10年後、20年後もアフィリエイトで役立つこと間違いないでしょう。

ですので、ぜひ今回の記事を最後までご覧になってくださいね。

社会的証明とは?

社会的証明とは?のイメージ

まずはじめに、社会的証明について解説していきます。


社会的証明(しゃかいてきしょうめい)とは、社会心理学の用語で、個人の意見の妥当性を証明することを指す。

人は、集団の中で自分を支持する意見が全くないと、自己の意見の妥当性に疑問を感じ、意見を取り下げてしまうのが普通である。しかし、自分を支持する意見が1つでもあると、状況が一変する。

※Wikipediaより一部抜粋
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A4%BE%E4%BC%9A%E7%9A%84%E8%A8%BC%E6%98%8E

こうやって文章にするとちょっとイメージしにくいので、実生活の出来事に置き換えてみました^^

  • 同年代の友人が都内に一軒家を購入したという話を聞いて、自分も一軒家が欲しいと思う
  • 60代の平均貯金額は3,000万円と知ると、自分の貯金額と比較して節約を始める

きっと誰しも、これに近い体験をしたことがあるのではないでしょうか。

このように、大衆(第三者)の行動に影響されて、自分の意識に変化が起こることを「社会的証明」と言います。

さらに詳しく見ていくと、社会的証明は大きく2つの特徴を持っています。

自分に近い人の影響を受けやすい

まず1つ目は、自分に近い人の影響を受けやすい傾向があるということです。

例えば先程の「同年代の友人が都内に一軒家を購入したという話を聞いて、自分も一軒家が欲しいと思う」のように、人というのは自分と共通点がある人の影響を受けやすい傾向があります。

健康食品のCMなどで「お客様の声」がよく活用されていますが、その狙いは「あなたと同じような境遇の人が評価していますよ」という企業側からのメッセージなんですね。

その他にも、

  • お客様満足度92.3%
  • 3万2千人以上が使い始めています
  • 健康食品部門で10週連続売上1位を獲得

このように、自分に近い人たちの行動、不特定多数の評価を見ることで「安心」や「信頼」が生まれ、その後の行動に影響が現れます。

平均の引力に影響を受けやすい

また、「平均」という言葉にも影響されやすい傾向があります。

その昔、ウェス・シュルツという研究者は、カリフォルニアの約300世帯で1週間のエネルギー消費量の記録を集計し、各家庭の玄関にその家庭の消費量と300世帯の平均値を記載したカードをかけて、エネルギー消費量がどのように変化するか実験を行いました。

すると計測開始から数週間後の消費量は、平均を超えていた家庭の消費量は5.7%減りましたが、平均未満の消費量の家庭は8.6%も消費量が増加していました。

このように、「平均」という言葉がついたデータを見ると、人は無意識に「平均」に近づいていく特性があります。

先程挙げた「60代の平均貯金額は3000万円と知ると、自分の貯金額と比較して節約を始める」という例は、まさに平均に影響されていますね。

もしこれが「ある60代男性の貯金額は3000万円」と書いてあったら、気にしなかったでしょう^^

特に日本人は、個性よりも協調性、調和性を意識する国民性があるため、この「平均」という言葉の効果は絶大です。

少し話は脱線しますが、海外の有名な「沈没ジョーク」と呼ばれる小話では、日本人の特性をこのように表現されています。

世界各国の人々が乗った豪華客船が沈没しかかっています。しかし、乗客の数に比べて、脱出ボートの数は足りません。

そのため、その船の船長は、乗客を海に飛び込ませようとしますが…。

さて、船長が各国の人を飛び込ませるために放った言葉とは何でしょう?

アメリカ人に対して・・・「飛び込めばヒーローになれますよ」

ロシア人に対して・・・「海にウォッカのビンが流れていますよ」

イタリア人に対して・・・「海で美女が泳いでいますよ」

フランス人に対して・・・「決して海には飛び込まないで下さい」

イギリス人に対して・・・「紳士はこういう時に海に飛び込むものです」

ドイツ人に対して・・・「規則ですので海に飛び込んでください」

中国人に対して・・・「おいしい食材(魚)が泳いでますよ」

日本人に対して・・・「みなさんはもう飛び込みましたよ!!」

他の人が飛び込んでいる(平均的に飛び込んでいる人が多い)という社会的証明に影響されて海へ飛び込む日本人像は、万国共通の認識のようですね。

社会的証明の事例を紹介

社会的証明の事例を紹介のイメージ

この社会的証明の原理はビジネスの現場でも、色々なところに応用することができます。

例えば、テレフォンショッピングで視聴者さんに申し込みを促す場面。

A:「オペレーターがお待ちしています。今すぐお電話を!」

このようにAの促し方でも視聴者さんは購入へと進みますが、ここに社会的証明の要素を加えるとどうでしょう。

B:「オペレーターにつながらない場合は、恐れ入りますが繰り返しお電話ください」

Bのように申し込みを促すと「みんな欲しがるぐらい人気なんだ、じゃあ私も買おうかな」と、購買意欲を高め、それほど欲しくないと思っていた人も振り向かせることができます。

今回のように、判断を迷っているユーザーさんに向けて社会的証明を使うことで、その他大勢の人に合わせて行動を促すことができます。

こういった心理状態にも社会的証明が秘められているわけです。

その他にも、日常の生活の至るところに社会的証明が使われています。

「SNSで大人気のダンスを踊ってみる」
「登録者数300万人の人気YouTuberが紹介した商品を使ってみる」

といったように、「みんながやっているから」「有名な〇〇さんが紹介したから」自分もやってみよう、使ってみようと影響を受けることも社会的証明が作用していると言えます。

有名な例だと、カナダの大物ミュージシャンであるジャスティン・ビーバーがSNSでピコ太郎の「PPAP」を紹介したことで世界的に大ヒットしましたね。

このように、10代から30代の流行に敏感な世代には、「インフルエンサー」と呼ばれる影響力をもった人の影響を受けやすい傾向があります。

Web業界で社会的証明を使った事例

社会的証明は通信販売やエンタメ業界だけに留まらず、Web業界でも多く使われています。

例えば、ネット広告やランディングページでよく目にする「販売数累計〇万部突破!」「顧客満足度◯%以上」「リピート率◯%」など、売上本数や満足度を表す指標を用いたキャッチコピーには、社会的証明が使われています。

このキャッチコピーを見たユーザーさんは、「多くの人が購入して満足している」という事実を知るだけで、その商品の価値を感じて購買意欲が掻き立てられるというわけですね^^

そのため、売上本数や顧客満足度などの数値は、Web業界で強力な武器となります!

また商品を購入した方のレビューも同様にかなり強力なんです。

商品レビュー数が多ければ、それだけ多くの人が使っている、満足しているというアピール材料となり、購入を迷っているユーザーさんの背中を後押しすることができますよね。

もちろん、実績がない数値や嘘のレビューを使った誇大広告は厳禁ですが、ちゃんとした実績があれば、これを使わない手はありませんよ!

社会的証明をアフィリエイトに応用するには

社会的証明をアフィリエイトに応用するにはのイメージ

それでは、ここから社会的証明をアフィリエイトに応用する方法を解説していきます。

これまで解説してきたように、社会的証明を取り入れることで商品の購入を迷っている人を強く後押しすることができますよ。

しかし、いきなり全て取り入れるのは難しいので、まずここで紹介する2つのポイントから取り入れてみてくださいね^^

1.レビューをふんだんに活用する

社会的証明を活用するなら、まず商品レビューから取り入れてみましょう。

前述した「Web業界で社会的証明を使った事例」でも解説したように、購入者さんのレビューや感想は、商品の満足度の高さをアピールすることができます。

例えば、クロスグループで販売している『1秒スキャルFX』では、このようにレビューを掲載しています。


ディスクリプションのイメージ

ポイントは可能な限り顔写真を添付すること。

やはり文字だけが書かれたレビューよりも、顔写真が添付されたレビューの方が信憑性は高くなりますよね。

特にWebの世界には商品を評価する記事もあれば、批判する記事も存在しているので、自分の記事がいかに信憑性のある正しい情報であるのか。これをユーザーさんにアピールしないと競合の記事に負けてしまいます><

もしレビューを用意できない場合は、あなたが商品を使ったレビューや感想を書くことも有効ですよ。

自分で使うことで紹介する商品の理解も深まりますし、公式に紹介されている性能以外の良い点や使い心地など、商品の良さをふんだんに盛り込んだ魅力的なレビューを作れば、第三者のレビューよりも高い効果を期待できるでしょう。

2.具体的な数値を盛り込む

また、取り入れやすいものとして、具体的な数値を盛り込むこともオススメです。

例えば、クロスグループのFX講師である、FX-Katsuの紹介文を書くとしましょう。

(悪い例)
スキャルピングの世界で、
圧倒的な結果を出し続けているプロトレーダー。

毎月ものすごい利益を「当たり前の基準」で目指しており、
名実ともに、日本を代表するトレーダーである。

また、たくさんの人が、彼の
代表作とも言えるプロジェクト、

「秒速スキャルFX」で学んでおり、

無料講座なども含めると、
数万人が彼の教えを受けている。

このように数値を使わずに説明すると、”すごいトレーダー”ということは、なんとなく伝わりますが、”どれぐらいすごいのか”という部分が抜けているので、いまいち説得力に欠けた文章になってしまっていますよね。

そこで、ここに具体的な数値を盛り込んでみましょう。

(良い例)
FXトレード歴10年。

スキャルピングの世界で、
圧倒的な結果を出し続けるプロトレーダー。

月利100%を「当たり前の基準」で目指しており、
名実ともに、日本を代表するトレーダーである。

約7000名が、
代表作とも言えるプロジェクト

「秒速スキャルFX」で学び、

無料講座なども含めると、
延べ5万人以上が彼の教えを受けている。

このように、”何年”トレードしている、”どれくらい”稼いでいる、”何人に”教えている、と具体的な数値を入れるだけで、説得力が一気に増しましたね^^

これも社会的証明の原理を応用したものになりますよ。

具体的な数値を入れることで、「実績がある人が作ったのだから、きっと良いものなのだろう」と読者さんの警戒心を解いてくれることでしょう。

社会的証明のまとめ

社会的証明のまとめのイメージ

いかがだったでしょうか。

ここまで、社会的証明を使ったアフィリエイトやマーケティングの成功事例をご紹介してきました。

日本人は「大衆の判断に影響されやすい」という傾向があるため、社会的証明を使ったアフィリエイトはかなり有効な戦略だと言えますね。

特にインターネットからの情報は文章や動画がメインになるので、「レビュー」や「実績」をふんだんに使って、信憑性を高めることが重要になります。

ぜひ社会的証明を使って、読者さんの購買意欲を高めるアフィリエイトを実践していきましょう!