見込み客の5つの意識レベルに合わせたアプローチでアフィリエイトの成約率アップ!

アフィリエイトアフィリエイト初心者向け, マーケティング初心者向け, 成約率UP

5つの意識レベルに合わせたアプローチで、アフィリエイトの成約率アップへ!

アフィリエイトで利益を上げるためには、読者さんが欲しいと思っている情報にマッチした内容を届けられるかが重要です。

・・・と、ここまでは理解している方が多いと思いますが、意外と知られていないのが、ここで言う「欲しいと思っている情報」というのは、内容だけではなくそのレベルも問われる、ということ。

例えば、「料理の本」をオススメするという場合を考えてみてください。

これから料理にチャレンジします!という一人暮らしを始めたばかりの学生に、懐石料理のレシピ本をオススメしても、それは欲しい情報にマッチしているとは言えないですよね。

これは、料理の情報を知れる本、という" 内容 “まではマッチしていたけれど、その情報の" レベル “がマッチしていなかったということです。

この場合は、落とし蓋とはなんなのか、いちょう切りとはどんな切り方なのか、こういった基礎知識を載せた料理の本が、この学生が求める情報にマッチした内容だったというわけです。

アフィリエイトでも同じことが言えて、読者さんが「何を」求めているのか、ということと同時に「どのレベルを」求めているのかを考える必要があるんですね。

そこで重要なのが、読者さんの「意識レベル」を考えてみるということ。

読者さんの「意識レベル」を理解し、そして適切なアプローチをしていくことで読者さんが求める" 内容 “だけではなく、その" レベル “にもマッチした情報を届けることができるようになります。

そこで今回の記事では、合計5つの段階に分けられる「意識レベル」と、それぞれに有効なアプローチの仕方というのを解説していくのでぜひ参考にしてくださいね。

読者さんが持つ「5つの意識レベル」とは?

5つの意識レベルのイメージ

「意識レベル」というのは簡単に言うと、読者さんの悩みがどれくらい具体的なのかを表した段階のことです。

レベル1から順に、例を用いて解説していきますね。

意識レベル1(問題意識なし)

  • 問題の自覚がない

例:健康に支障をきたしていることに気が付かず偏った食生活を送っている。

自分が問題を抱えているということにすら気付いていないという状態です。

そのため、例えどんなに良いものを紹介しても「自分には関係ないや」と思われてしまうので、アフィリエイトではまず問題に気付かせてあげるということが必要です。

上の例で言うと、「あなたはこんな食生活を送っていませんか?」と、対象のターゲットが送っていそうな食生活の典型的な例をならべてみたり、「(今は支障がなくても)そのうちこんな未来がやってきてしまいますよ」という切り口で、今のままではいけないんだということを分かってもらいます。
 

意識レベル2(問題意識)

  • 問題の自覚がある
  • 解決策が分からない

例:なぜか急に太ってしまったけれどどうしたらいいのか分からない

「何となく問題は自覚しているけれどどうしたらいいのか分からない」という状態です。

このレベルの方には、いま抱えている悩みはどのような原因によるものなのか、それに対してどうアプローチをかけるべきなのかを説明していくのが有効です。

同じ悩みを抱える方を対象としたアンケート結果や最新の研究結果などの具体的な材料を活用しながら、読者さんの悩みも具体化していくことで、あなたが届ける情報と悩みが直結しやすくなりアフィリエイトの効果も高まります。

意識レベル3(解決意識)

  • 問題の自覚がある
  • 解決策も分かっている
  • 商品を知らない

例:いまの体型を変えるには食生活の改善が必要だと分かったけれど、自分が気軽に取り組める方法が分からない

解決方法までは分かったけれど、そのための手段が分からないもしくは知らないという段階です。

アフィリエイトの方向性としては、「世の中にはこんな便利なものがあるんですよ!」という目新しさをアピールしていくのが王道です。
 
「こういうのあったらいいなあ」という願望が 「そうそう!こういうの欲しかった!」となれば大成功なので、機能性の部分をしっかり説明していくと効果的でしょう。

意識レベル4(商品意識)

  • 問題の自覚がある
  • 解決策も分かっている
  • 商品を知っている
  • どれを選べばいいのかは分からない

例:食生活改善のため料理教室に通おうと思ったけれど、どのレッスンを選べばいいのか迷っている

自分の悩みを解決する方法もその手段も分かったけれど、その種類で迷っている段階です。

この意識レベルの方には、同じ機能を持つ異なる商品と比べて、どこが違うのか、どこが優れているのかを説明していけるとよいでしょう。

ただ、やり方を間違えると「他社誹謗」となってしまうので注意が必要です。

他の商品をけなして自分がオススメする商品を上げる、というやり方ではなく、「違い」を見せることが重要です。

類似商品との違いをアピールする方法は、こちらの記事でもご紹介しているのでぜひ参考にしてみてくださいね。

意識レベル5(比較意識)

  • 問題の自覚がある
  • 解決策も分かっている
  • 商品を知っている
  • どれを選べばいいのかも分かっている

例:好きな料理研究家がいて、その人のレシピ本は欠かさず買っている。

この意識レベルにある人は、いわゆる「ファン」です。

ここまで来ると、もう最後の一押しというところなので、従来のものといかに違うのかなどをアピールしていくのが効果的です。

ただし、意識レベル5にまでお客さんが引き上げられる商品というのは知名度や人気の高い、ごく限られたものとなります。

そのため、仮にこの層の方を狙う際には、それに見合う商品のブランディングは十分なのか、商品自体の見極めが必要になってくるので注意しましょう。
 

「意識レベル」をどう実践に活かす?

意識レベルの使い方を考えているイメージ

インターネットでは、すでに問題意識を持って検索をしている人が多いため、比較的意識レベルは高いと言われます。

しかし、近年増えているSNSを使ったアフィリエイトの場合などは、意図的に検索した人以外にも何となく見かけた、つまり意識レベルの低い人の目に止まることもあります。

そのため、同じインターネットと言えど、媒体や導線によって想定される読者さんの意識レベルも変わるのだということを頭に入れておく必要がありますよね。

ですので、「商品の持つ特性から考えて、どの程度の意識レベルの人が買ってくれそうなのか」という観点が重要になってきます。

例えば、特に必要性を感じていない人に、最新で高額なノートパソコンをいきなり売り込んでも「こんな高いもの買いません」で終わってしまいますよね。

それなら、意識レベルが高くて「高性能な最新のパソコンが欲しい」という人に確実に買ってもらうほうが、余計なエネルギーを使わなくて済みますし、利益にも直結します。

そのため、悩みを自覚させるための問題提起の部分から丁寧に行うのか、それとも早い段階で商品の核心に触れるのか。

その都度ターゲットとなる読者さんの意識レベルを考えながら構成を組み立てることが、アフィリエイトにおいても求められるというわけです。

意識レベルにマッチした情報をピンポイントにお届けできると、読者さんにとってもストレスなく読み進められるので離脱も少なくなり、おのずと成約率も上がっていきますよ。

まとめ

まとめのイメージ

今回は、読者さんの意識レベルにあったアフィリエイトのアプローチの方法についてお話ししました。

読者さんの意識レベル的にどんなふうに商品を勧めればいいのか、また扱う商品の特性から考えてどの意識レベルの人に刺さりやすそうなのか。

この双方からのリサーチができるようになると、成約にも繋がりやすく効率的なアフィリエイトができるようになりますし、意識レベルのリサーチといっても特別なことをする必要はありません。

要するに「読者さんがいま何を考えて、何を欲しているのか」これを理解してどのレベルに当てはまるのかをパズルのように当てはめていくだけです。

今回の記事を参考に、「意識レベル」をひとつの指針として、読者さんの悩みをダイレクトに解決し成約へとつなげていきましょう!

また、読者さんが今どんな情報を求めているのか、その情報の集め方については過去記事でも紹介していますので、ぜひこちらも参考にしてみてくださいね。